ヤンゴンとマンダレーにおいて反政府ストライキ拠点を開設 (2017年8月3日 2)
2017年08月03日付 The Voice 紙

ヤンゴン、8月2日

 民族宗教に関しての行動に満足していないため、反政府ストライキ拠点をヤンゴンとマンダレーに開設したことを、ストライキをしている場所で先頭に立って参加している人たちが述べた。
 独裁政権は辞めるようにという要求を掲げて、民族問題に力を入れて取り組む僧侶約100人がヤンゴン市にあるチェートゥンパゴダで座りこみストライキの拠点を設け、抗議活動をしている。
 この件に関して、宗教・文化省に連絡し聞いてみたところ、現在ストライキを行っている場所は宗教用地であるため、ヤンゴン管区警察として、法律にのっとって立ち退かせるだろうと答えた。
 8月2日の夕方、その拠点の近くでヤンゴン管区警察の護送車一台と共に治安維持警察が配置された。
 それと同様に、マンダレー市にあるマハームニパゴダの西側入口近くにある、仏暦2500年記念館において、僧侶約10人と一般の人約20人が、国の利益を後退させ崩壊させている政府に抗議するというシュプレヒコールとともに8月2日の夕方、ストライキの拠点を開設した。
 そのようにストライキの拠点を開設した僧侶たちに対し、チャンミャターズィー区のサンガ長老会議議長ウー・ウィラータ師は宗教用地内にストの拠点を開かないよう述べた。
 チャンミャターズィー区のサンガ長老会議議長である僧正がそのように述べたことについて、ストの拠点にいる僧侶たちは、自分たちがストの拠点を率いているわけではないこと、先頭に立っている僧正らに伝えておくことを答えて、ストの拠点をそのまま開設していた。
 この騒動の当初は、宗教・文化省の連邦大臣であるトゥラ・ウー・アウンコーを辞任させようとして、民族問題に力を入れて取り組む人たちがネーピードー、ヤンゴン、マンダレー、シャン州などの地域でストライキを起こしたのであった。

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( 翻訳者:土居涼香 )
( 記事ID:3651 )