スズキ、車の生産を一ヶ月休止(2017年12月11日 6)
2017年12月11日付 The Voice 紙

ヤンゴン 12月10日

 南ダゴン工業地帯で車の組み立てをしているスズキの工場を、2018年1月中にティラワ工業団地にあるスズキの工場へ移すため、車の生産を約1ヵ月間休止すると、スズキ・ミャンマー・モーター社が明らかにした。

 現在スズキが生産している「シアズ」と「エルティガ」の生産を、市場のニーズに合った量を生産できるように、南ダゴンの組み立て工場よりも広いティラワの工場へ移転することを、同社が明らかにした。

 これにより、組み立てに必要な機械、道具類を移動しなければならないため、12月中は車の生産を一時的に休止し、11月末から12月に納車予定であった「シアズ」の購入者には、予定より1ヵ月ほど遅れての納車となり、1月に2018年製造の新「シアズ」を納車すると、スズキの販売代理店が述べた。

 2018年製の「シアズ」の製造原価は以前の価格より170,000チャットほど上がっているため、「シアズ」の販売価格は1台24,600,000チャット以上、「エルティガ」2018年モデルの販売価格は1台23,100,000チャット以上になると、スズキ・ミャンマー・モーター社は述べた。

 南ダゴン工業地帯にある工場では、2014年まで小型トラック「キャリイ」を1,400台以上生産し、「エルティガ」を2016年に市場で初披露、「シアズ」を2017年から販売開始している。

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( 翻訳者:鈴木将吾 )
( 記事ID:4042 )