各地方の人々、国祖雄王に拝礼
2018年04月25日付 VietnamPlus 紙
ホーチミン市における式典での儀式。
ホーチミン市における式典での儀式。

 4月25日の朝(旧暦で3月10日)、ホーチミン市歴史文化民族公園(ホーチミン市第9区)の各雄王記念区で、ホーチミン市の祝日組織委員会は、2018年の雄王の命日の儀礼を行った。
 式典には、グエン・タン・ズン元首相、 フィン・ダム元ベトナム祖国戦線中央委員会委員長、グエン・ティエン・ニャン党政治局員・ホーチミン市党書記をはじめ、ホーチミン市の指導部と、多数の軍警察やホーチミン市の人々が参加した。
 神聖で感動的な国祖の命日に、国祖と民族の多くの祖先に感謝の意を表明し、トー・ティ・ビック・チャウ・ホーチミン市祖国戦線議長は、サイゴン・ザーディン、ホーチミン市の地の子孫は、着実に「全国と共に、全国のために」ホー・チ・ミンおじさんにちなんで名付けられた都市の建設と発展を実現するために、断固として伝統と祖先の栄光を継ぎ、とどまることなく努力と闘争と創造を続けることを強調した。
 トー・ティ・ビック・チャウ氏は、ホーチミン市民と共に、雄王ら祖先や先人の建国の恩義に値する生き方をするという願いを共有した。また引き続き愛国的伝統と民族の素晴らしい文化的価値を維持し、自力自強の高い意識を持ち、ドイモイ事業を継続し、民族独立と社会主義の目標を堅持し、あらゆるリソースを開拓し生産と消費に勤倹に、という願いを共有した。
 様々な儀礼の後、各代表者と市民は伝統的儀式に従って神輿の渡御を行い、禮成候阮有鏡(訳注:グエン・フー・カイン、17世紀の将軍)に香と花を供えた。
 この折りに、4月25日、ホーチミン市歴史文化民族公園において、国祖雄王に捧げるバインチュン(訳注:正月用の餅料理)を包む/作るコンテストを含む多様で豊富な活動が行われた。これは2018年で第1回目である。伝統を称揚する祭り「仙龍の子孫の誇り」は10回目で、書籍展、写真展、果物飾り、盆栽、伝統的遊び、ベトナム茶道、伝統武術パフォーマンス、龍の舞、太鼓などがある。

 ゲアン省にて、全国民とヴィン市人民委員会は先祖雄王の祭りを厳粛に開催した。
 その日は早朝から、ヴィン市の多くの市民や観光客はホンサン廟に参り、花を供え、偉人雄王を偲んで香を捧げた。フート省の雄王廟にお参りをする条件のない人々もそれぞれの場所で、祖先の地で行うのと同じように儀礼と礼拝を行った。
 国祖命日の神聖な雰囲気の中で、各地の人民と観光客は雄王の貢献に思いを馳せ、ロウソクに火を灯した。

 同日、ヴィンロン省も、ヴィンロン省博物館の雄王の祠堂において国祖雄王の命日の祭事を開催した。
 各雄王の祭儀の後、ヴィンロン省指導部、各地方の幹部や市民は香を捧げ、お供えをして、雄王や国を開き山河を造った先人たちを偲んだ。
 ヴィンロン省はメコンデルタ地域においては国祖雄王や雄王時代の先人たちをも祀る祠堂を持つ数少ない省の1つである。同省は何年も前から、人民が直接国祖の英霊を仰ぎ雄王と先人たちに深い感謝の意を示すことができるようにと、ヴィンロン博物館に各雄王を思い、香を捧げることができる祭祀場所を設置した。

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( 翻訳者:天野友亜 )
( 記事ID:4335 )