選挙人証明書なしで補欠選挙にて投票可能に(Vol.6/No.166, 10月22日7-1)
2018年10月22日付 The Voice 紙

マンダレー 10月21日

 まもなく行われる補欠選挙において、選挙人証明書なしで投票可能になるとマンダレー管区選挙委員会支部の副支部長であるウー・チョーチョーソーが述べた。
去る2015年の選挙では、選挙人証明書をもって投票しなければならなかった。
「連邦選挙委員会は(選挙人証明書を)もう与えないと指示した。以前は偽の証明書も作ることができた。この偽のカードを持ってくると投票してもいいといった。本当のことを言うと、投票したことに対する証拠とさせたかった。しかし、このような発言に出くわした。補欠選挙では、自分の選挙名簿の番号を覚えておいてください。投票するときに自分の選挙名簿番号を伝えれば探しやすくなる」とウー・チョーチョーソーが述べた。
 ミャンマー国内において、空席となっている13選挙区のために補欠選挙を11月3日に行う予定であり、マンダレー管区のミンヂャン郡選挙区で国民議会の1議席、ダベイッチン郡選挙区の管区議会第1選挙区とマンダレー管区議会シャン少数民族選挙区で空席があった。
「2015年の選挙においては、書類をもってくれば投票することができるというので(投票する人本人かどうか)調べられなかった。渡しに来た人がこのカードを持っていれば投票できた。実をいうと、身分証明書一種類で投票できるのが一番良いのだ」と連邦団結発展党から出馬し、シャン少数民族関係で議員に立候補する予定のサインアウンチーが述べた。
 作成してあるリストによれば、シャン少数民族問題の議席のために投票権を持つ人が4万人以上、ダベイッチン郡管区議会第1選挙区で投票権を持つ人が4万8千人以上と、ミンヂャン郡国民議会の1議席で投票権を持つ人が22万人以上いることがマンダレー管区選挙委員会支部からわかった。

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( 翻訳者:黒臼重美 )
( 記事ID:4564 )