エーヤーワディ管区政府は公務員らに対する指導力が弱い、と大統領発言(Vol.6/No.171, 10月28日, 1-1,2-2)
2018年10月28日付 The Voice 紙
パテイン 10月27日
エーヤーワディ管区首相ウー・フラモーアウンと管区政府のメンバーは、公務員らを監督し、指導しなければならないのに、むしろ逆に公務員に管理されている事、公務員らが提出した文書全てを首相がしっかり読まずに署名している事に対し、大統領が注意を与えた。
パテインを訪れているウー・ウィンミン大統領と管区内の3権の首長らが行った本日(10月27日)午後の会談で、エーヤーワディ管区の報告書等に関して、大統領が述べたものである。
「部下の公務員らが提出したもの全てを管区首相は読まずに署名している。しっかりと精査していない。これらは公務員らに対する指導力が弱いということだ」と大統領が述べた。
管区政府が、6~9月にかけて国会に提出した月ごとの報告は、不十分で全く同じになっている事を、大統領がエーヤーワディ管区政府に指摘し、注意した。
彼らは国民の意見、メディアの報道により、巷で起きている事件の状況を知り、例えば森林が伐採されることで、森は消えはげ山になっているのに、違法木材が摘発されたことはないと報告していた事、麻薬に関して管区内でまるで何も問題が起きていないかのような事が報告書には書かれていた事を大統領が述べた。
管区議会議員の1人であるドー・ニーニーモーは「ちょうど占い師がよいことばかり言うように、行政、立法、司法の報告で、すべてよいことばかり述べられたとしたら、大統領がパテインを訪れたのは、占いを見てもらいに来たかのようだ」と述べた。
政府は、自分たちが責任を担っている間に、国の利益、国民の利益に焦点をあて職務を遂行しなければならず、国の為に良い結果にならないとしても、悪い結果を招く人間にならないよう取り組まなければならないと大統領は述べた。
ウー・ウィンミン大統領は本日午前11時に、パテイン市シュエモットーパゴダを参拝し、仏塔全体に貼る金箔を寄進するため、お布施として300万チャットを寄付した。
午前中は、カンナー通りで行われている、パテイン第2橋建設工事の支柱パイプ設置式に参列し、パテインの対岸にある、橋が建設されるセインコン地区を訪れ視察した。
( 翻訳者:土居涼香 )
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