ミャンマー・プレス評議会議長、副議長、書記の発言は評議会を代表するものではない、と評議会メンバー(12月2日)
2018年12月02日付 The Voice 紙

ヤンゴン 12月1日

国営新聞においてミャンマー・プレス評議会議長ウー・オウンチャイン、第一副議長ミョータンティン博士と書記長コー・チョーソワーミンが答えたインタビューは評議会全体の考えではないことを評議会のメンバーが述べた。

評議会議長の回答にあった「政府との関係を悪くしたくない」ということばは各個人として言う権利のあることで、評議会の責務としてこの考え方があるわけではないとミャンマー・プレス評議会第一副書記長ウー・ミンチョーが述べた。

「そのインタビュー中でメディアが国の印象を良くしなければならないというのはメディア法の中に含まれていない。報道機関の倫理の中でみんなも理解している。これは各個人の考えだ」と同氏が述べた。

来たる評議会の会合では評議会メンバーの同意を得た考えのみ評議会を代表することについて話し合うと同氏が述べた。

「評議会の考えというのは会議をして、決定事項に含めなければならない。みんな自分の見解を述べる権利を持つ。評議会を代表して述べるのではない。このインタビューで答えたものは評議会の考えとは分ける必要がある」とも述べた。

ミャンマー・プレス評議会の第二副書記長ウー・フラインティッズィンウェ、別称タールンザウンテッも評議会メンバーの考え、あるいは会議の決定事項にはないことを無分別に答えるべきではないことを述べた。

「彼らと広報が一緒になって言っているのだ。評議会メンバーの考えを含まずに言ったならば何か問題が生じれば言った人は責任を取らねばならない」と同氏が続けて述べた。

報道機関は独立した組織であり、メディア法に従って発展事業を実現させる活動をする組織であり、議長ウー・オウンチャインに加え副議長、書記長が回答したものは各個人の考えでなければならないことをミャンマー・プレス評議会メンバーであるドー・ウェーマーテインが述べた。

「議長・副議長・書記長ということで発言権を有するといっても話したことすべてが評議会を代表するのではない。個人的に言ったのだと言いたい」と同氏が述べた。

12月3日にミャンマー・プレス評議会新メンバーとして初めて行う会議の中で評議会の会議の決定事項に従って評議会の考えの発表、基本原則、基本枠組み、規則を話し合っていくと同氏が述べた。

国営新聞でのインタビューに関し、ミャンマー・プレス評議会議長ウー・オウンチャインに11月26日に連絡して尋ねたところ、「話したくない。仲たがいするだろう。言いたくない、ミャンマー・プレス評議会として政府と仲良くするのが最も良い」と答えた。

同様に、ミャンマー・プレス評議会書記長ウー・チョーソワーミンに、国営新聞のインタビューの回答に関して個人の意見か評議会の考えかと本紙が連絡して尋ねたところ、「私は何も意見を言いたくない。言ってしまえば問題がより大きくなってしまう」と述べた。

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( 翻訳者:朝倉サヤカ )
( 記事ID:4643 )