住居入口に世帯票を貼り付けておく計画をヤカイン州首相が中止に(1月7日)
2019年01月07日付 The Voice 紙

シットウェー、1月6日

 ヤカイン州内の各郡において、自分たちの住居入口に世帯票と家族の写真を貼り付けておくという計画を、ヤカイン州首相ウー・ニープーが実行するべきではないとし、制止したことを州・都市開発省大臣ウー・ウィンミンが述べた。
 ヤカイン州政府オフィスにおいて12月10日に開催された合同調整委員会会議の決定事項により、関係する県と郡ごとの車道一帯で、国軍、警察官、入国管理局、地区・村落管理委員会などを含んだ合同の組織が、法の支配と地域の安全のために、詳細に[任務を]遂行するので、住居入口に世帯票と家族の写真を貼り付けておくことを指示しておいたものである。
 「このようなことをすれば、国民に不安を生じさせることになりかねない。だから、貼り付けるなと言った。私たちがブーディーダウンを訪れた際に、国民から言い出したので知ったのだ。その指示を出したことを首相は知らなかった」と州大臣のウー・ウィンミンが述べた。
 州政府の大臣らが民衆とのミーティングに出席した時、国民が報告したため分かったので、住居入口に世帯票と家族の写真の貼り付けを行わないように、関係する郡管理委員会委員長らに指示を出したほか、ヤカイン州政府秘書室長に対しても世帯票と家族の写真を貼り付けておくようにとの指示を取り消し、そのことを打ち消すより強い文書を発令するるよう指示をしたことが、都市開発大臣により明らかになった。
 しかし、安全確保のため、ベンガル人村落においては、住居入口に世帯票と家族の写真を貼り付けておくことを行いたければ、[それについては]別途実行するように州首相が述べたことが、ヤカイン州政府から分かった。
 住居入口に世帯票と家族の写真を貼り付けておく指示が出された際、ヤカイン州の民衆の間では批判が起こった。
 ヤカイン州のポンナー島、ブーディーダウン、チャウットー、ヤーテーダウン郡において、国軍とAAとの間に激しい戦闘が発生している。

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( 翻訳者:鎧塚ひとみ )
( 記事ID:4693 )