ミャンマーの貨物トラック中国国内への通行自由に
2019年05月13日付 The Voice 紙


ヤンゴン 5月12日

瑞麗(英語表記Ruili, ビルマ語はシュエリー)市の畹町(英語表記Wanding, ビルマ語はワンティン)国境検問所から中国側へ入国する貨物トラックに対し、通行の必要性に基づいて中国の幹線道路を使い、瑞麗市姐告(英語表記Jiegao, ビルマ語はチェーガウン)国境検問所からミャンマー側(訳者注:ミャンマー側はムセ市)への再出国を許可すると瑞麗市当局が明らかにしたことを、ムセ市105マイルにある果物買付所の責任者ドー・チーチーカインが言った。

ミャンマーの貨物トラックは、中国側が規定している通行許可を関係当局に申請しなければならず、規定された税金を申請者が支払わねばならないことが、先の買付所からの情報でわかった。

「畹町から入り、果物の荷降ろし場に果物を降ろして、姐告や瑞麗市内で積み荷がある場合、中国国内を通過させてもらえなかった。一度(畹町から)出て、ムセから再度入らなければならなかった。今、貨物トラックは果物を降ろしてから、積み荷があれば中国国内を通過できるという許可が与えられた」と、ドー・チーチーカインが言った。

以前は、ミャンマーの貨物トラックに対して中国国内への出入りの許可をしていなかったために、瑞麗や姐告で荷積みをする車は、ムセ105マイルの入口のところから渋滞のせいで中国側に入るのに約1週間待たなければならなかったと、買付所の情報からわかった。

「中国側では正式に許可した。貨物トラックはまだ通行開始していない。数日以内に通行を始めるだろう。こちら側では、入国証を準備しなければならない」と、クワニョー果物買付会社社長であるウー・サイキンナウンが言った。

ミャンマーの貨物トラックが通行開始できるように、関係省庁の責任者が5月12日に通行経路の一斉調査を行っていることが、ムセ105マイルの果物買付所の情報からわかった。

ミャンマーの貨物トラックが通行許可されたため、瑞麗市畹町の国境検問所での渋滞を緩和することができるだろう、そしてミャンマーと中国の二国間の物流を加速させるだろうと、果物業者たちは考察して述べた。

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( 翻訳者:鈴木将吾 )
( 記事ID:4785 )