タイの刑務所でミャンマー人100人以上が服役中
2019年05月25日付 The Voice 紙

ヤンゴン 5月25日

 タイ国王の戴冠式を記念して恩赦が与えられたが、タイ国内に点在する刑務所でミャンマー人受刑者がいまだ100人以上服役している旨をタイ担当ミャンマー大使館高官ウー・サンマウンウーが述べた。

 「現在タイの刑務所にミャンマー人が100人程度いる」と同氏は語る。タイ国王戴冠式を記念して恩赦が下ったものは、死刑から終身刑にされたり、長期受刑者の服役期間が短縮されたりした。一部には釈放されたものもいる。

 5月21日の恩赦を受けたものにはタイ南山間部にあるヤナウン刑務所のミャンマー人59名がおり、そのなかには死刑判決を下された4人も含まれている。彼らはコータウンの国境ゲートからミャンマーへ帰国したとウー・サンマウンウーが述べた。

 「レイチュン殺人事件で投獄されたゾーリンとウィンゾートゥンは含まれていない」と同氏が述べた。レイチュン殺人事件はまだ裁判所で控訴の最終段階に入ったところで、タイの法律により、恩赦の対象とならなかったと同氏がが述べた。

 その他、タイ北部のバンクッ刑務所から恩赦で解放されたミャンマー人受刑者12人もターチーレイッ・メーサイッ国境ゲートからミャンマーへ帰国した。

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( 翻訳者:恩地隆平 )
( 記事ID:4814 )