2020年総選挙にて政党を見て投票する方式より候補者を重要視して吟味・選択を行うだろうとNLD (Vol.7 / No.160, 10月15日 1-2, 2-3)
2019年10月15日付 The Voice 紙

ヤンゴン 10月14日
 
 国民民主連盟(NLD)として、2020年の総選挙では政党を見て投票してもらうという考え方ではなく人物に基づいて投票する方式を使うであろうということをNLD中央広報委員会書記のモンユワ・アウンシンが発表した。
 来たる2020年の総選挙での議員の選出状況に関係して(NLDに)連絡を取って尋ねたところ、前述の通りに述べられたということだ。
 NLDが2020年の総選挙のための立候補者選出に関して、正式な指示はまだないが、政党を見て投票してもらうという姿勢より、人物をより重要視して投票するだろうとモンユワ・アウンシンが発表した。
 そればかりでなく、前回の2015年の総選挙では、NLDとしては、候補者を見ないで政党を見て投票するという考えだったが、現在は疑問視せざるを得ないとも同氏が続いて述べた。
 また、立候補者を選出する際も前回の2015年の総選挙とこれから行う2020年の総選挙で、立候補者を変更する可能性があることも次いで述べられた。
 「2020年のための立候補者選出の件で今までに正式に公開されていることははまだない。このように考えられている、見解があるというだけである。今後正式に公開されるだろう。正式な指示がでる予定だ。郡、県、管区に公式に指示が出るだろう。今までではこれくらいしか明らかになっていない。今の状態で確実なのは、2015年の時のように人物を見ないで政党を見なさいという考えは疑問視せざるを得ないということだ。そのためこれから行う2020年の選挙では人物を見ないで政党を見なさいという考えは衰退するだろうと思う。起こりうることは、人物に重点を置いて見なさい、政党も忘れないで見なさいという考えが出てくるだろう」ともが述べられた。
 前回の2015年の総選挙では、NLDは党として政権を握ることができる議席数を超えて勝利した。
 2015年の総選挙は同年11月中に行われたが、次回の2020年の総選挙を行う日程は連邦選挙委員会から正式な声明が出されていない。

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( 翻訳者:棚澤奈菜 )
( 記事ID:4961 )