全国停戦合意(NCA)への署名でカレン州はより発展すると大統領が期待
2019年11月08日付 The Voice 紙
ヤンゴン 11月7日
全国停戦合意(NCA)に署名したカレン州で、地域の開発事業などが一層進み、地元の人達の社会経済状況が徐々に発展向上していくことを期待すると大統領ウー・ウィンミンが述べた。
11月7日に当たる64周年カレン州の日の式典に大統領が出席し祝辞を送った。
NCAに署名したカレン州では開発発展のため道路交通分野、教育分野、健康分野、人材開発分野、電力分野、経済分野、などの様々な分野の発展に向けて行っていることも、大統領が発表した。
同様に、カレン州の戦闘の呼びかけがなくなってきており、自地域の開発発展事業すべてを熱心に行うことが可能になったということ、カレン州の地元の人の社会経済が徐々に向上することを期待していること、カレン州でミャンマー・タイ友好橋2本と国境貿易拠点などをさらに拡大して開設できるようになったので、地元の少数民族たちのための就職口が広がったこととともに、国民の生活が向上したことも嬉しいことだと述べた。
そればかりでなく、カレン州にいる少数民族全員が懸命に一致団結して平和への旅路を共に進んでいくことは政府の目標としている平和への旅路の助けとなり、連邦民主主義共和国構築のため、それらの少数民族が一体となって共に行うよう、大統領は続いて述べた。
カレン州ではカレン族の武装勢力であるカレン民族同盟(KNU)、民主カレン仏教徒軍(DKBA)、カレン平和評議会(KNU-KNLA(PC))を始めとする武装勢力が停戦合意(NCA)に署名している。
64周年のカレン州の日式典はパアン市で行われ、カレン伝統のドン踊り競技会、舞台上での歌舞催し、伝統ボクシング大会、ビルマ大衆劇などを開催する予定であることが分かった。
さる1951年の憲法改正によれば、カレン州を承認した11月7日をカレン州の日として定めたということだ。
( 翻訳者:棚澤奈菜 )
( 記事ID:5009 )