カレー、11月17日
ミャンマー国軍と武装勢力アラカン軍(AA)の間で発生した戦争により、パレッワ郡からの戦争避難民の一部をタンタラン郡で受け入れたことを、チン州政府報道官ウー・ソーテッ大臣が話した。
パレッワ郡ミーザー地域から、20世帯、約100人は11月12日にパレッワ郡を出発した後、11月15日にチン州ハーカー市に到着し、11月17日に彼らが居住予定のタンタラン郡ティーキル村内で受け入れたのだ。
戦争避難民が生活するために、ティーキル村落に低コストの住居を建てて、移動して3カ月の間飲食ができるように、州政府と社会福祉救済復興省は援助を行っていき、その後、避難民の生活のために農業ができるよう、村の近くで具体的に場所が決まっている高台農地を割合に応じて分ける予定である旨をウー・ソーテッ大臣は述べた。
同大臣は、「パレッワ地域で戦争になっている時に、そこに住んでいると、攻撃やら何やらで長期に渡って暮らすほどの勇気はない。だから、こちらは、言葉も同じで、民族も同じで、こちらに移りたいと言っている彼らの希望に沿って政府が移動させてあげたのだ」と述べた。
パレッワ郡内で2015年から始まった国軍とAAの間で起きている戦争のため、パレッワ郡から戦争避難民が千人以上出ており、パレッワ郡にある村落からの戦争避難民がパレッワ市内に居住したいのであれば移動して暮らせるようにするために、チン州政府からパレッワ市内とパレッワ郡ミーザー村近くに場所を確保し、移住できるよう準備してきている。
( 翻訳者:重原志帆 )
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