翰墨展覧会:文章を以て人心を教化する
2019年11月10日付 VietnamPlus 紙
「文治教化」、文章を以て人心を教化する、をテーマに現在第8回翰墨書道展覧会が開催され、数多くの字体の特色ある漢喃書道作品が紹介されている。
教育界の各世代の教育者に感謝し、最後の科挙試験終了後100周年(1919年-2019年)を記念する為に、第8回翰墨書道展覧会が開催された。民族の幾千年もの向学と尊師重道[訳注:師を敬いその見識を尊ぶこと]の伝統を称えるねらいがある。
第8回翰墨書道展覧会のテーマは「文治教化」、文徳や文学を以て礼儀に関する教えを伝授し、聖人や賢人を称え、学問の水準を上げ、人心を教化するという意味である。ここで何度も繰り返されている文徳や文学とは正に、各世代の聖人や賢人が遺した儒家・儒風・礼教の書籍のことである。
創作を始めてから一か月あまり後、組織委員会は100点近くの参加作品を受け取った。そして、一次選考を通った作品の中から代表的な72作品が選ばれ、展覧会に陳列された。
賞は、文体ごとに贈られる。それは、篆書体、隷書体、楷書体、そして万年筆書道、の文体である。それぞれ文体ごとに1等賞、2等賞、3等賞、奨励賞の4つの賞がある。
展覧会はティエンチュック寺(ハノイ市トゥーリエム県メーチー社メーチートゥオン寺)の境内で本日終日(11月10日)まで自由開放されている。
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( 翻訳者:内海沙姫 )
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