国民パイオニア党は誰かに依存する体制をとらない
2019年12月01日付 The Voice 紙


ヤンゴン|11月30日

国民パイオニア党(PPP)はリーダー一人だけに依存する政党でも、中央集権体制で運営する政党でもないと、設立者のドクター・テッテッカインは語った。

PPPの今後の活動に関し、第一回記者会見を11月30日にヤンゴン市メリアホテルにて行った。

PPPとしては、若者、知識人、経済学者、経験豊富な人たちが共同で運営していく予定であり、偉大な影響力を持つリーダー一人に依存する政党ではないこと、政党として中央集権体制で運営しないことを、自らが企業経営者であるドクター・テッテッカインは語った。

同様に、政党として、国民全体の社会経済の発展、およびきちんとした方針と枠組みを備えた活動計画を基本として進めていくこと、あるグループや特定の誰かの考えに基づくのではなく、信頼できる研究や実用的な検討に基づいて、方針を定めていくということも、同氏が引き続き述べた。

前出のPPPの設立者の一人であるドクター・テッテッカインは、2015年選挙でNLDダゴン選挙区選出の下院議員として当選した人であり、数カ月前にNLDを離党し、PPPに正式に加わった。

PPPは11月1日に党事務所を初めて開設し、党員約1000人を集めたこと、州・管区14のうち7管区において多数が立候補できるように考えていることを、党幹部の一人ウー・ミンマウントゥンが述べた。

「政党として、共同のリーダーシップで進めていくと全員の同意で決めてある。なぜかというと、一人の希望や決定でいけば、間違いが起こりうるからだ。だから、全員の意向で進めるのだ」と同氏は話した。

その外に、大統領ウー・テインセイン政権下で経済アドバイザーを務めたウー・ミンは、ドクター・テッテッカインが設立したPPPにおいて経済アドバイザーとして加わってほしいという、ドクター・テッテッカインの招待を受け入れた。

PPPは10月23日に連邦選挙委員会で政党登録を許可され、委員会で正式に登記されている96政党の中に含まれることとなった。

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( 翻訳者:重原志帆 )
( 記事ID:5054 )