ヤンゴン 5月7日
ヤンゴン大学にある21の学科の教員90名余りの言語能力を向上させるため、オンラインシステムによる英語研修会を約一カ月行っていることが、ヤンゴン大学の教務課から明らかにされた。
その研修会はヤンゴン大学英語学科と、国立英語センターが合同で、5月4日から5月29日まで行うこととなっており、教員として、プレゼンテーション、ワークショップ、セミナーなどで話し合いに加わることができるよう、また教室用語を用いてクラス運営ができるよう、さらにはあらゆるテスト形式に習熟するように、といった目標を以て行うものであることが同教務課への聞き取りで分かった。
上述の研修会は、マイクロソフトチームというソフトウェアを用いて行うものであり、また、学生を中心として相互に討論する方式で実施しており、オンラインクラスで他の受講生と一緒に合同で学ぶことができるものである。その他に、2人組やグループでの練習の実施、討論、クイズに答えるなど、オンラインで得られるデジタルリソースを用いて、各自学習をしなくてはいけないということだ。
当該研修会期間は4週間と定められており、月曜から金曜まで毎日3時間行われ、研修期間が終了したら、規程資格を満たした受講生に修了証書が授与されることがヤンゴン大学の教務課から分かった。
「2015年以降に任命された教員に教えている。オンライン研修会に関してまだ準備万端というわけではない。技術関連の力もまだ弱い。力が弱いといって何もしないでおくというのはいけない。私たちは[どうすればよいか]わかるように学んでいかなければならない」とヤンゴン大学の教師連盟の事務局長、アウンチョーズワ博士が見解を述べた。
教育省の管轄下にある大学、ディグリーカレッジ[訳者注:カレッジから昇格して学位を取得できるようになった4年制の高等教育機関]、カレッジ所属の英語教員以外の教員のためにも、同様にオンライン研修会を行うよう計画していることが同教務課への聞き取りで分かった。
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( 翻訳者:重原志帆 )
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