マンダレーでマスク着用せず往来するものに5000チャットの罰金
2020年05月10日付 The Voice 紙


マンダレー5月9日

 5月8日、マンダレー管区政府は、管区内でマスクを着用せず外出した者に対して5月16日からマスク2枚を5000チャット(約360円)で買わせるという方式で罰するとの警告を発した。

 マンダレー管区政府としては、新型コロナウィルス感染症拡大を抑制するために管区内にいる市民に対して、外出する際にマスクをきちんと着用しなければならず、告知期間である5月9日から5月15日の間にマスクをきちんと適切に着用していない場合1000チャットで2枚のマスクを購入して、着用しなければならないと上記の警告の中で明らかにした。

 自宅の外へ出る際、マスクを着用しない、あるいは適切に着用できていない者に対して調査委員による抜き打ち調査を行うとマンダレー管区政府は述べた。

 最近外出するものが多くなるとともに、マスクを着用しない、きちんと着用していないなどの行いが増加してきているため、マスクを確実に着用させるよう警告したということをマンダレー臨時管区首相ウー・ザーニーアウンが語った。

 そのように警告を出しておいたにも関わらず、5月9日正午には、マンダレーの市内の路上ではマスクをきちんと着用せず出歩き、マスクを携帯せず出歩いている姿も見受けられた。

 故郷に帰るものが増えてしまっているので、健康関連のガイドラインを、初めの頃のように、きちんと守り、政府と一緒に協力し、団結して乗り越えていきたいとザーニーアウン管区首相が重ねて述べた。

「全員マスクをきちんと着用してほしい。一部の者が往来している間にマスクを顎に引っ掛けた状態になっている。政府と社会組織、それぞれがマスクをあらゆる手段で無料で配布してきた。今はさらに一段階上げる必要があると考えています。そのため、適切なマスクの着用をこの勢いにのって、互いに進めていこうという意味なのだ」と上記のものが述べた。

 マンダレー市都市開発委員会として4月中にマスクを10万枚以上無料配布し、マスク2枚当たり500チャットの値段で10万枚販売したことをマンダレー市長ドクター・イェールウィンがフェイスブック上で5月8日夕方に投稿した。

 「現在はマスクを20万枚以上配布したし、売ってもきたので、お金がないからマスクを着けなかったのだという反論を一切受け付けない。路上、市場、その他の場所でマスクを着用しなかったり、きちんと着用せず、あごにひっかけているようなことを徹底的に取り締まる」とも警告した。

 世界70か国以上でマスク着用令などが出されており、マンダレー管区政府としてマスク着用を知らせる活動を3か月以上前から続けている。

ポウンミャ

 

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( 翻訳者:恩地隆平 )
( 記事ID:5208 )