ヤンゴン 5月13日
新型コロナウイルス感染症の期間に、緊急用食糧として米50000トンとヤシ油12000トンを必要な時に配給できるよう、非常食として購入したことを商業省が明らかにした。
食用ヤシ油12000トンを購入するべく様々な団体や企業経営者と何度も協議を重ね、食用ヤシ油を貯えるような貯油タンクが無かったため、政府はジェリ缶で貯えるよう計画していたことを商業省大臣のドクター・タンミンが述べた。
上記の購入した食用ヤシ油を新型コロナウイルス感染症予防・統制・治療国家中央委員会の指示に基づいて各管区や州へ配給するよう割り当てており、逼迫した非常時用に全国で約2週間分を購入したものであることを同氏が述べた。
5月12日に、ネーピードーとヤンゴンにある商業省においてビデオ会議システムで行った、備蓄用食用ヤシ油12000トンの購入調整会議で述べたものである。
商業省は物価の安定や商品の適正な流通、非常食の購入などの業務を行っており、政府は食糧配給の際にも、協力していることが明らかになった。
そればかりでなく、備蓄用の米の購入においても、市場を安定させるため、国外への米の輸出規模の10%を国外へ輸出する会社のもとから購入し、備蓄用の食用ヤシ油を適正な価格で購入すべく努めながら国外から輸入する他、国内においても十分な貯油タンクが無かったため、企業経営者らと共同で調整を行ってきたことが商業省への取材で明らかになった。
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( 翻訳者:竹渕優衣 )
( 記事ID:5229 )