タイ国境地帯で足止めされていた出稼ぎ労働者40名が帰国
2020年06月23日付 The Voice 紙
ヤンゴン 6月21日
タイ国境にて足止めされていた出稼ぎ労働者40名は、6月20日に関係者が状況を調べ、ミャンマーへの入国許可を出したことをカレン州議会議員のウー・タンズィンアウンが述べた。
タイ国境で足止めされていた労働者証明を持たない出稼ぎ労働者40名に対し、状況を調べて帰国の許可を出した。
「初日、入国許可を与えないと言っていたのは、彼らが拘束されていたためだ。拘束施設の中では多くの人が病気に感染する。施設の中にも陽性感染者がいて接触すれば、一人が感染しているのであれば全員が感染してしまうだろう。そのため、入国を許可しなかったのだ(訳者注:原文は「許可した」となっているが間違いと思われる)」と同氏が明らかにした。
これは、出稼ぎ労働者をミャンマーに送り返す際、両国政府の同意事項通りにタイ側が送り返さなかったため、ミャンマーの責任者による受け入れの都合がつかず、6月19日にミャンマーへの入国を認めなかった、とのことだ。
二か国間の同意事項によれば、処罰を受けた人たちを引き渡す際に、二か国間の連絡に基づいて決まった日に検査し、入国管理局、保健局、警察、労働局も加わり、ミャンマー国民のために、タイ大使館職員と連携を取り、帰国を承諾した。
上記のミャンマー人出稼ぎ労働者40名は拘束されていたため、他の帰国者とは一緒にせず、彼らの血液サンプルを採取し調べて、ミャワディ・ダバーワ・タヤーイェイター(瞑想センター)にて21日間経過観察する予定である。
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( 翻訳者:竹渕優衣 )
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