フエ宮廷雅楽─人類の口承遺産
2020年06月17日付 VietnamPlus 紙


◆フエ宮廷雅楽
 2003年にフエ宮廷雅楽が国連教育科学文化機関(UNESCO)に人類の口承及び無形遺産の傑作と認定された。

李朝(1010 -1225):雅楽が誕生した
黎朝 (1427-1788):各音楽組織が設立され、楽官の管轄下に置かれた。
阮朝(1802-1945):雅楽は何百もの楽曲(漢字による歌詞)と、豊かな楽曲体系を
          持った各楽曲は全てそれぞれの宮廷の式典に合うよう礼部によ
          って作曲された。
19世紀末:宮廷の役割は次第に薄れていき、各儀礼とともに宮廷音楽は著しく減少し
     た。
1992年:フエ宮廷芸術劇場が誕生し、フエ宮廷音楽保存事業のために各種設備を準備
    した。
1996年:ベトナムで初の雅楽教育プロジェクトが構築され、フエ芸術学大学での開講
    が実施された。
2003年11月7日:雅楽 – ベトナム宮廷音楽はUNESCOに人類の口承及び無形遺産の
傑作と認定された。

 2003年11月にフエ宮廷雅楽は国連教育科学文化機関(UNESCO)に「人類の無形の口承遺産傑作」と認定された。
 雅楽は現在、ダイニャック(大楽)とティエウニャック(小楽)の2つの楽団の下で存在しているだけである。雅楽は郊祭礼、廟祭礼、大朝礼、常朝礼などの宮廷の祭礼において荘厳さを作り出すためのものである。

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( 翻訳者:向井千景 )
( 記事ID:5391 )