月曜日にインド陸軍参謀総長とインド外務大臣がミャンマーを訪問
2020年10月03日付 The Voice 紙
ニューデリー / ヤンゴン10月3日
インドの陸軍参謀長と外務大臣(訳者注:後述ハルシュ・シュリングラ氏の正式な役職は外務次官だが、本稿では原文のビルマ語に従い外務大臣と訳す)の二人が10月5日(月曜日)にミャンマーへの訪問を計画していること、その訪問計画にはインド外務省高官とインド軍部指導者も含まれていることを、インド紙のヒンドゥスタンタイムズ(Hindustan Times)が報じた。
同紙は、インド陸軍参謀長のMM・ナラバン(M M Naravane)氏と外務大臣のハルシュ・シュリングラ(Harsh Shringla)氏がミャンマー訪問中に、安全問題を始めとした2カ国間の様々な協力事項について協議すると報じている。
ヒンドゥスタンタイムズは、今回の訪緬が8月にバングラデシュを訪問したハルシュ・シュリングラ外務大臣にとってはコロナ禍における2度目、インド陸軍参謀総長にとっては1度目の国外訪問であると、インド外務省の情報を引用している。
インドと中国はおよそ5ヶ月以上、国境地域において緊張が高まり関係が良くない状況にあるため、参謀長と外務大臣が域内の隣国であるミャンマーへ訪問するという計画でもある。
インド外務大臣ハルシュ・シュリングラ氏が先日ミャンマー外務省のウー・ソーハン事務次官とオンラインで会談した後、このような訪緬の情報が浮上してきた。
そのオンライン会談でハルシュ・シュリングラ外務大臣は、インド、ミャンマーの2カ国が、2021年第一四半期からシットゥェ港計画事業の実施に向けて共に取り組んでいく、と話した。
同外務大臣はオンライン会談で「新型コロナウイルスの影響で障害も生まれたが、シットゥェ港計画事業を来年第一四半期から実施するために私たちは努力していく」と述べた。
シットゥェ港整備計画はカラダン・マルチ輸送路計画の一部で、インド北東部の内陸州にとっては、ベンガル湾に接続するために非常に重要な計画だ。
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( 翻訳者:田中皓也 )
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