タンロン―ハノイ1010年の大祭を祝う文化週間
2020年10月03日付 VietnamPlus 紙
展覧会「ハノイ:様々な歴史的節目」の開幕式で太鼓をたたく演目。
ホアンキエム湖の歩行者天国にて、各アートユニットはハノイの伝統芸術の形態や他の文化・芸術活動を一般の人々に紹介した。
10月3日から10月11日にかけてタンロン[昇龍]―ハノイ[遷都]1010年記念を祝う文化週間が市内各地やホアンキエム湖の歩行者天国にて開催される。
文化週間の期間、ホアンキエム湖の歩行者天国にて各アートユニットはハノイの伝統芸術の形態や他の文化・芸術活動を一般の人々に紹介する。
「祖国の命をかけ決死の覚悟をした兵士の像[訳者注:インドシナ戦争の戦没者を記念する像]」の花壇において5回の芸術公演が行われる。そしてハノイドラマ劇場では4回、タンロン水上人形劇場では4回、八角堂では8回、公演が行われる。
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どのプログラムも周到に準備され、特色豊かなたくさんの演目が演出され、魅力的で、観客にとって印象に残る内容だろう。
この機会にハノイの文化部門は、人々の感覚に直接訴えるキャンペーンや装飾、宣伝活動を行った。
各活動は、[1010周年]記念期間の前、最中、後も、都市から基礎レベルまで、統一的に歩調を揃えて実施される。人民の間で歓喜に満ち興奮した雰囲気を作り出すためである。
それと共に、「タンロン―ハノイ、民族文化の精華の収束と広がり」というテーマに関して宣伝し情報を伝える活動も行う。
行われる活動には、次のような5つの展覧会やいくつかの印刷物の出版・編集が含まれる。「タンロンの昔からの文化―考古学的証拠」「区・県の昔と今」「タンロンに都を置く-ミレニアムビジョン」など。また、ドキュメンタリー映画「タンロン―ハノイ1010年」の製作。
ハノイ文化スポーツ局に属する市の文化センターは、市内の多くの場所で首都の人々に無料で映画を51回上映する。
映画の内容や話題は次のように豊富である。ベトナム革命の歴史、ホー・チ・ミン主席、ベトナムの人と国、千年の文化を持つハノイの歴史、洗練され文明的な首都の人。
センターは、次のようなベトナムのフィルム映画を上映している。「立ち上がったハノイ」「竜城琴歌」「1946年冬のハノイ」「ハノイ昼夜12日間」「ハノイの少女」。ドキュメンタリー映画は、次のような作品である。「ハノイ1010年」「ハノイの旧正月テトの花」「ハノイ観光の探検」「民族アイデンティティの維持」「9月2日独立記念日」「ホー・チ・ミン。一人の人間の肖像」「グエン・アイ・クオック―ホー・チ・ミン」「ベトナム―ホー・チ・ミン」「[ホー]おじさんの人生の最後の39分」「ハノイ、60年間の建設と成長」。
タンロン―ハノイ1010年記念芸術文化活動の開催を通して、文化部門は、大祭の喜びに満ち、盛り上がった雰囲気を作り出す努力をしている。同時に、一千年の伝統、文化、歴史を基盤にしたハノイの長期的な発展の方向性を浮かび上がらせている。そして、国際社会に参加する流れの中で、首都の人民と党支部の飛躍への渇望と意志を示している。
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( 翻訳者:沖田英恵 )
( 記事ID:5518 )