弦楽四重奏団が日本文化センターにて無料で合奏上演へ
2020年10月19日付 VietnamPlus 紙
グランツ・ストリング・カルテットは日本文化交流センターにて無料で演奏を披露する予定だ。(写真:組織委員会
グランツ・ストリング・カルテットは10月30日にベトナムにおける日本文化交流センターにて弦楽合奏のための一連のクラシック音楽作品を上演する予定である。
ベトナムにおける日本文化交流センター主催による中庭合奏プログラム「時代の精神」は10月30日午後8時に上演される予定だ。
グランツ・ストリング・カルテットとヴァイオリン奏者のグエン・フエン・アイン氏はアントニン・ドヴォルザーク、ジャン=マリー・ルクレール、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン、 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト、レインゴリト・グリエール、ホワイトフレイム、久石譲、デニッシュ・ストリング・カルテットの作品を上演する予定だ。
観客は、ジャン=マリー・ルクレールの2台のヴァイオリンのためのソナタ第5番、モーツァルトのヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲ト長調、日本の有名なアニメ映画「となりのトトロ」の「メロディーロード」等の演奏を楽しむことができる。
2020年初頭に設立されたカルテットは4名の演奏者、キム・ホジン(ヴァイオリン)、グエン・ミー・フオン(ヴァイオリン)、Patcharaphan Khumprakob(ヴィオラ)、ファン・ドー・フック(チェロ)からなる。
グランツ・ストリング・カルテットのメンバーは独奏、合奏、楽団演奏者である。彼らは世界で名のある多くの楽団と共に上演に参加したことがある。彼らの功績と音楽賞受賞が音楽分野における[彼らの]成功を示している。先日、彼らはビンコム現代芸術センター(VCCA)とハノイゲーテ院での上演を成功させた。
クラシック音楽への情熱を持ち、グランツ・ストリング・カルテットはベトナムで比較的なじみの少ない芸術形式の一つである弦楽四重奏というジャンルの古典作品を大衆に共有し紹介することを通して一般の人々にとってこの芸術をより身近なものになるようにしたいと願う。
日本文化交流センターにおける野外のガレージコンサートシリーズは、日本やベトナムや世界の作曲・編曲家の作品を有名な演奏者たちが演奏することを通して紹介することで、ハノイの多様な音楽活動に貢献したいという思いから開催されている。
チケットは10月20日からハノイ市ホアンキエム区クアンチュン通り27番のベトナムにおける日本文化交流センターにて無料で発券される。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:天野友亜 )
( 記事ID:5566 )