支援金の透明性に欠けるとして地区長解任を求めデモ
2020年11月19日付 The Voice 紙


バゴー 11月19日

バゴー管区ターヤワディー県ジーコン郡で、政府による20,000チャットの支援金に関する対応が透明性に欠けるため、第4地区の地区長解任を要求するデモが、11月19日午前に発生した。

デモを先導したウー・ティントゥンは「彼らは支援金支給の際、透明性がなく、ほら、受け取りたければ持っていけ、と言って、それ以外私たちは尋ねる権利もなく、彼らが渡したものを受け取らざるを得なかった。地区長解任のためのデモなのだ」と語る。

同氏によれば、デモ参加者らは「第4地区長解任―我々の問題」という横断幕を持って活動し、保険・スポーツ省の指針どおりに、6フィートのソーシャルディスタンス、マスク着用を実施している。

地元住民が解任要求中の第4地区長ウー・ゾーミンに連絡を取ったところ、「私はどこもおかしい所はない。国家による支援金を、住民にすべて開示した。隣組の組長や地域の有力者らと会議を行い納得してもらってから、住民にも納得してもらい今回のように支給した。今デモが起きていることは知っている。慈愛の心で見守っている。私は地区を治めて10年になる。一度も不正をしたことは無い」と語った。

第4地区には700世帯以上あるが、(政府からの)支援金支給は389世帯分のみであったこと、その後支援金を必要とする追加登録が136世帯あったため500世帯以上の受給になったこともわかった。

全世帯が支援金を受給できるように、最初に登録していた300世帯以上に16,500チャット、追加で登録した130世帯以上に10,000チャットを支給したと第4地区長ウー・ゾーミンは語った。

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( 翻訳者:石川航 )
( 記事ID:5583 )