ゼージョー市場再開許可要請をマンダレー管区政府に提出
2021年01月07日付 The Voice 紙


マンダレー 1月7日

コロナ禍で閉鎖されていたゼージョー市場と商業店舗を、1月13日に再開できるよう、マンダレー管区政府に許可を申請していると市場管理事務局長ウー・ミンミンが述べた。

ゼージョー市場を閉鎖してから3ヶ月以上が経過し、商売人や市場で働いていた肉体労働者や出稼ぎ労働者らから、市場を再開するように要請してきたので、許可するよう管区政府に1月6日に申請したと同氏が述べたものである。

「長期間閉鎖していたので商品が回転していかず、必要な原材料の取引、市場から得られる仕事のチャンスなどに支障や損害が出るようになっている。更に閉鎖したままでいたら国内製品に代わり、容易に利用できる最終製品が海外から入ってきて、その場合は国内市場は消えてしまうだろう。そうなればそれらと繋がりのある仕事のチャンスもともどもなくなってしまう。そうしたことが起こりかねないので提出した」とウー・ミンミンは明らかにした。

現在感染を防止する目的で、市場内の各店舗を閉鎖している期間が長くなり、それに伴い商品が回っていかず困難をきたしており、仕事を失ったり、店舗貸し事業者にとっても金銭的損失が起きているうえ、商品を生産するための原材料市場を動かすることにも困難をきたしていることを市場管理事務局の責任者の一人が補足して言った。

市場の繁忙期であるミャンマー新年月とダディンジュ月、ダザウンモン月に1回目と2回目の長期閉鎖を行い、より一層困難な状況に陥ったこと、間もなくやってくるミャンマーの新年になる前に、市場を再開して事業を稼働させることができるよう、市場の店主、市場から仕事を得ている事業主、市場従業員と労働者から意見が出ていることを同氏は続けて述べた。

それゆえ、ミャンマー新年の繁忙期になる前に商いを始めることができるよう、1月13日にいつも通り、市場の開始時間に、再開する許可を出すようにと、マンダレー管区政府のもとに提出した要請書に書かれている。

ゼージョー市場と各商業店舗について、3月28日から5月21日まで1回目の閉鎖を行い、感染防止規則に従って5月22日に再開する許可を出したが、感染が増加したため9月3日から現在まで2回目の閉鎖をしなければならなかった。

マンダレーゼージョー市場は上ミャンマーの物流が集積する最大市場であり、国家の最も重要な経済拠点の一つでもあって合計約3200の商店、従業員およそ1万人と出稼ぎ労働者およそ2000人が依拠する一大市場となっている。

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( 翻訳者:府中英里奈 )
( 記事ID:5706 )