軍の将軍らが市民不服従運動に加わるよう国民統一政府が呼びかけ
2021年04月20日付 その他 - ミャンマーナウ 紙


クーデターを気に入らないトップクラスの将校が一部いると国民統一政府の大臣の一人が述べた。

ミャンマーナウ 2021年4月18日
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軍評議会議長のミンアウンフライン上級大将のクーデターを起こした所業に対しては、納得していない将軍が多くおり、不服従運動(CDM)に加わることで国民政府といち早く連帯するように国民統一政府(NUG)が4月16日に新聞記者会見で呼びかけた。

国民統一政府の連邦大臣、リャンフモンサーカウン博士は、停戦会議で彼と親しかった将軍たちにそのように呼びかけた。

5年前に和平会議で会い、親密になった軍のトップクラスの将校たちは、クーデターを起こしたことに対して不満を持っており、そうしたトップクラスの将校たちが国民政府といち早く連帯し行動するべきだと大臣のリャンフモンサーカウン博士が述べた。

「私たちの親しい友人たちから伝えられることも、こうした将校たちがミンアウンフラインが現在のようにクーデターを起こしたことを全く受け入れない、という点である」と彼が述べた。

リャンフモンサーカウン博士は停戦合意に署名したチン民族戦線(CNF)の副議長の一人であり、連邦平和対話共同委員会(UPDJC)の副委員長でもある。

リャンフモンサーカウン博士は全国停戦合意(NCA)を締結するときに重要な役割を果たし、重鎮将校たちと緊密な関係を構築している人物として有名である。

4月16日に国民統一政府を組織した後、リャンフモンサーカウン博士は連邦大臣になった。「軍事指導者達や上級将校たちは、国民に加わり、CDMを行ってほしい。ミンアウンフラインに従ってはいけません。正義に従ってください。真実の理を求めてください。人の心をもって互いに接することができる社会を築き上げるために、一緒に参加してほしい」とリャンフモンサーカウン博士が続けて話した。

ミャンマーの伝統の大晦日(帝釈天が天に上る日)である4月16日に組織した国民統一政府では副大統領のマンウィンカインタンが首相に就任し、逮捕、拘束されたアウンサンスーチー国家顧問とウィンミン大統領らを元の役職のとおり指名している。

写真 2020年3月にネーピードーで行われた、第18回連邦平和対話共同委員会(UPDJC)の会議で見られた将軍たち。

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( 翻訳者:O・R、K・Y )
( 記事ID:5861 )