数百ものベトナムの伝統的アオザイのデザイン、文廟の光の中で
2021年04月10日付 VietnamPlus 紙
数百ものベトナムの伝統的アオザイのデザイン、文廟の光の中で
ナイトショーでは15のコレクションが紹介された。これらのコレクションには、600以上のユニークなデザインやベトナムの伝統素材を用いた、世界の15の異なる文化を基にした模様が用いられた。
4月9日夕方、文廟遺跡―ベトナム最古の大学―(ハノイ)において、タンロン文化研究所と雑誌「ベトナム国のエリート」が共催して、「ベトナム・アオザイの世界」とのテーマでベトナムの伝統衣装であるアオザイを披露するショーが行われた。
新時代においてもアオザイが女性の象徴であり続けるため、この衣装の美しさをより広めていく目的で「歴史遺産としてのベトナムのアオザイ」キャンペーンの一環として、ベトナム中央女性連合会が「私たちのアオザイ」イベントを行っている。
2021年は、「ベトナム・アオザイの世界」とのテーマでイベントが戻ってきた。今回のイベントには、国内の15名のデザイナーが参加し、15のコレクションが紹介された。これらのコレクションには、600以上のユニークなデザインや、シルクやリネンなどのベトナムの伝統素材を用いた、世界の15の異なる文化を基にした模様が用いられた。
このイベントには、ハノイ・ユネスコ事務局長であるマイケル・クロフト氏、インド、ラオス、スペインなど各国の女性大使、また、グエン・クオック・ズン外務次官、ダン・ホアン・クアン司法次官などをはじめ、多くの来賓客が参加した。
イベントのプロデューサーをデザイナーのミン・ハイン氏が務めた。ショーには400名以上のプロ・アマチュアのモデルやラン・フオン氏、ミン・ホア氏、トゥ・ハー氏、チャー・ジエン氏、ホアン・クック氏、タイン・トゥー氏などのアーティストが参加した。また、100名もの女性学院の学生や、ハノイ児童チームから40名の児童、ホーチミン市やハノイ市の90名ものモデルも参加した。
「私たちのアオザイ」イベントは、民族の伝統であるアオザイを保存し尊重する上での社会の意識や責任感を高めるだけでなく、ベトナムと世界各国間の異文化交流の促進にも寄与する。
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( 翻訳者:田中佑佳 )
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