ベトナムとインド、多くの分野で協力強化
2021年04月16日付 VietnamPlus 紙
ブイ・タイン・ソン外務大臣
ベトナムとインド、多くの分野で協力強化
ブイ・タイン・ソン外務大臣は、ベトナムとして、インドの「東方政策」を支持することを確認し、各多国間フォーラムにおいて両国が緊密な協力を強化し、相互に支持し合うことを提案した。
4月16日午後、ブイ・タイン・ソン外務大臣は、インドのイブラマニヤム・ジャイシャンカル外務大臣と会談を行った。
会談において、ジャイシャンカル外務大臣は、ソン外務大臣が新たに同職に任命されたことに祝意を述べると共に、ベトナムがCOVID-19を抑制しながら社会経済を発展させる目標の達成に成功していることを高く評価した。同時に、ベトナムのこれまでの顕著な対外政策の成果、特に2020年のASEAN議長国の役割を成功裏に果たしたことを祝福した。
ソン外務大臣はジャイシャンカル外務大臣に真心からの感謝を述べ、ベトナムの国家主席、ベトナムの首相が新たに選出された機会にインドの大統領、インドの首相から祝電が送られたことについて、真心からの謝意を伝達いただきたいと述べた。
両国の外務大臣は、越印間の包括的戦略パートナーシップ関係が前向きに発展していることは欣快に堪えないと述べた。
両国の外務大臣は、今後緊密に連携して、2021年から2023年までの包括的戦略パートナーシップを展開するための行動計画を効果的に押し進めることで意見が一致した。具体的には、常時、既存の2国間の各協力スキームを維持すること、2022年の外交関係樹立50周年記念の各種活動を協力して行っていくこと、国防・安全保障協力を推進すること、および150億米ドルの二国間貿易額目標を達成できるよう努力することである。
ソン外務大臣は、クイックインパクトプロジェクト(Quick Impact Projects、QIPs)を通じたベトナムの持続的発展目標に対するインドの支援を高く評価した。
両国の外務大臣は、双方が共に関心を寄せる国際および地域の問題について意見交換を行った。ソン外務大臣は、ベトナムとして、常にインドの「東方政策」を支持することを確認し、両国が緊密な協力関係を強化し、各多国間フォーラムにおいて、特に2021年に両国が共に国連安全保障理事会の非常任理事国を担うにあたり相互に支持し合うことを提案した。
ソン外務大臣は、南シナ海に関するインドの一貫した立場を歓迎し、地域および国際の各フォーラムにおけるインドの役割、特にASEAN-インドの協力関係および国連における協力関係を高く評価した。
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( 翻訳者:渡邊大智 )
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