ベトナムとキューバの特別な友好関係を強化


ブイ・タイン・ソン外相は、キューバとの結束、対キューバ禁輸措置解除を要求する国連総会決議を強く支持、というベトナムの一貫した立場を再確認した。



5月7日午前、ブイ・タイン・ソン外相はキューバ共和国のブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相と電話会談を行い、ベトナムとキューバの伝統的で特別な友好関係、全面的な協力及び信頼関係を引き続き強化するための方針や方法について意見交換した。

電話会談において、ブイ・タイン・ソン外相はキューバの第8回共産党大会（2021年4月16－19日）の成功と、ブルーノ・ロドリゲス・パリージャ氏がキューバ共産党政治局員に再任されたことへの祝意を表した。また相互友好協力関係をより強固にするため、両国外務省が緊密な連携を続けることを望むと述べた。

ブイ・タイン・ソン外相は、キューバとの結束、対キューバ禁輸措置解除を要求する国連総会決議を強く支持、というベトナムの一貫した立場を再確認した。

ブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相はブイ・タイン・ソン氏が外務大臣に任命されたことに祝意を表し、これまでの結束、キューバに対するベトナムの貴重な支援を重視するとともに感謝し、国連安全保障理事会議長国を務めた際のベトナムの役割を高く評価した（2020年1月、2021年4月）。

両外相は、5月5日に行われたグエン・フー・チョン書記長とキューバ共産党第一書記ミゲル・ディアスカネル氏の電話会談の成果を含む、両国最高指導者の公約を実施するために調整を行うこと、状況が許せばハイレベルでの二国間訪問を進んで行うが、COVID-19の状況下でまずは電話会談やオンライン会談を通し各レベルでの接触を維持することで同意した。

同時に、経済貿易投資関係の効果を高めるため、両国は連携の枠組みやメカニズムを活用する。すなわち、情報交換、経験の共有、相互に関心ある問題についての協議を含む2021年二国間アジェンダを成功裏に実施し、さらには両国が参加する国際組織及び多国間フォーラムで緊密に調整し、相互に支持し合う、とした。

Tweet

この記事の原文はこちら

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:松倉むつき ）
（ 記事ID:5949 )