アメリカと韓国、ASEAN との協力推進を協議


会合ではアメリカ、韓国の両代表団が、医療・インフラ・スマートシティ・グリーン成長を含む７つの分野でASEAN 10か国との実質的協力の方式について話し合った。



5月13日、アメリカと韓国は、韓国の新南方政策と、アメリカのインド太平洋戦略に基づく東南諸国アジア連合（ASEAN）との協力強化の方式について協議した。

韓国外務省によると、会合はオンライン形式で行われた。各会合に参加した韓国代表団はパク・ジェギョン韓国外務省ASEAN・東南アジア問題局長が団長で、一方アメリカ代表団は、アトゥール・ケシャップ米国国務省東アジア・太平洋局首席次官補代理が団長であった。

会合ではアメリカ、韓国の両代表団が、医療・インフラ・スマートシティ・グリーン成長・デジタル創造を含む７つの分野でASEAN 10か国との実質的協力の方式について話し合った。

新型コロナウイルス感染症のパンデミックの状況に関連して、両国は東南アジア各国が、感染症対応や医療・看護サービスの質の向上のために公衆医療システムを改善できるよう、支援を強化するための努力について話し合った。

両国はまた、新たな機会を求めている企業への支援やASEAN域内のジョイントでインフラプロジェクトに参加する企業への財政的支援の提供のために、緊密に協力することで一致した。

また、両国の官僚は、現在のASEAN域内の変化についての評価と、政策の方針についても共有した。

韓国の外務省官僚の一人は、この会合を、韓国政府が経済分野とともにその他の分野でもASEAN各国との関係を強化する目的で促進している新南方政策を拡張するという枠組みの中で、非常に意義のあるものであると評価した。

この他この会合は、米韓同盟と二国間協力関係の強化に貢献するものであった。

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（ 翻訳者:須賀麻莉子 ）
（ 記事ID:5970 )