日本の新聞がイージス・システム搭載艦の新規建造費を暴露
2021年05月21日付 VietnamPlus 紙
日本のイージス駆逐艦
日本の新聞がイージス・システム搭載艦の新規建造費を暴露
ロッキードマーティン社グループ(訳注:アメリカ合衆国の航空機・宇宙船開発製造会社)の新たなレーダーにより、イージス戦艦はミサイル攻撃に対する日本の防衛能力を強化するだろう。
日本の朝日新聞は、イージス迎撃ミサイルシステム搭載艦の建造プロジェクトの予算は少なくとも9千億円(約8.27億USドル)にのぼると報じた。
この数字は、日本が昨年断念した陸上ミサイル防衛システム「イージス・アショア」の開発費の2倍以上だ。
ロッキードマーティン社グループ(訳注:アメリカ合衆国の航空機・宇宙船開発製造会社)の新たなレーダーにより、イージス戦艦はミサイル攻撃に対する日本の防衛能力を強化するだろう。
朝日新聞は情報源を開示していないものの、この見積経費を提示した大臣らは国会での質疑追及に直面しなくてはならないとしている。
昨年6月、当時の河野太郎防衛大臣は、ミサイルが人々の居住区域に落下する危険性を恐れて立てられた、見積経費40億USドルの陸上ミサイル防衛システム「イージス・アショア」の開発計画を停止した。
戦艦のための新たなイージス・レーダー搭載にかかるコストは、建造費や人件費、維持費によってさらに膨らむ可能性がある。
日本では、常に少なくとも2隻が活動することを担保するためには、迎撃ミサイル搭載艦約6隻が必要となる。
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:斉藤彩香 )
( 記事ID:5983 )