日本、新たな政府機関を創設 デジタル化の推進目指す
2021年05月12日付 VietnamPlus 紙
国会で発言する菅首相
日本、新たな政府機関を創設 デジタル化の推進目指す
菅義偉内閣は、デジタル庁の創設により、中央機関や地方自治体におけるデジタル化が進み、サービスの向上が実現されることに期待する。
5月12日の国会で通過したデジタル改革関連6法に基づき、9月にデジタル化の推進を担うデジタル庁が創設される。
デジタル庁には約500人が配属される予定で、うち120人はITエンジニアとなる。新たな法律では、公文書での印鑑(はんこ)の使用を廃止し、紙の文書に代わりデジタルデータの使用が許可される予定だ。
菅内閣は、デジタル庁の創設によりに、中央機関や地方自治体におけるデジタル化が進みサービスの品質向上が実現されることに期待する。
新法に従い、日本は中央機関・地方自治体におけるコンピュータシステムをアップグレードし、個人情報保護のための全国で統一された法律も公布する。
個人情報の取り扱いが増加することで、データの漏洩やその他のリスクも危惧されるため、デジタル改革関連法には、プライバシー保護の措置も含まれる。
菅内閣は、日本がITの利用を通じた行政改革の推進を模索する中、デジタル改革の優先度を高めている。
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( 翻訳者:斉藤彩香 )
( 記事ID:5993 )