国家統治評議会報道機関へ質問された質問と回答
2021年06月15日付 国営新聞(チェーモン) 紙

質問(1)
経済困難に好機を得て、裕福な引退将校をはじめ、彼らと近い軍の関係者が、現金を必要とする人々に対して、利益を乗せて紙幣を販売していているとイラワジ・メディアに報道されているのが見られました。これに関して真偽を知りたいです。
回答(1)
現在、国内でバンキングシステムのため、国民の現金不足が起こっているといい、不法行為を行う人々やブルジョワ階級の人々が銀行口座に互いに送金して手数料を差し引いて、紙幣を手にすることが発生しているとの情報があったため、組織を結成して調査を行っています。5月31日に不法に現金を振り込み、引き出しを行う自宅に送り届けるということを安い手数料で請け負っていたチョーチョーフライン(29)と父親のウー・テインウィンを、法律に基づき、法的措置がとれるよう、準備をしており、それ以外の不法な振り込みと引き出しを行う人々に対しても引き続き摘発し逮捕できるよう取り組んでいく予定である。

質問(2)
近年NLD政権時代に押収していた木材を、ミャンマー木材公社が入札システムを行って販売すると、イラワジ・メディアが書いていたものを見かけました。このような方法で以前から販売していたのか、どのように販売する予定なのかを答えてください。
回答(2)
ミャンマー木材公社は合法的に木の伐採の許可を得ていた国有の経済組織であるので環境自然保護省から販売許可を得た木材と、不法に伐採された木材とを、国内の民間の中小私企業の発展の役に立つように、民間のが事業主に対して省庁本部公開入札と各地域の公開入札システムの双方で、広く合法的に流通販売するものである。木材に関する中小零細(MSME)事業に原料の供給を順調にするために、2018-2019会計年度から、州管区ごとに、個別の地域で公開入札システムにより、透明性のある流通販売を行ってきた。
丸太や切断済みの板の公開入札を行う計画を、ミャンマー木材公社ウェブサイト(www.mte.com.mm)や、国営新聞であるチェーモン、ミャンマーアリン両紙で、3週前に公表し、州管区でも入札を実行する計画を報告し、広範囲に周知し行なっている。
 
質問(3)
昨日6月2日よる9時過ぎにチャウセーのターウェ通りのピーバン検問所でチャウセーのゲリラ隊が手製爆弾を投げ込んだため、兵士3名が死亡、2名が負傷したとバゴーウォッチ・ニュースエージェンシーが報じたのを読みました。このニュースの真偽が知りたいです。
回答(3)
 昨日チャウセーの検問所に手製の爆発物を投げ込みに来たのは事実です。しかし閃光発音筒でした。負傷した事実はどこにもないのです。投げ込んだテロリストたちの逮捕に尽力しています。軍人が死亡した、負傷したという部分は誤報です。

チェーモン(2020/6/5)

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( 翻訳者:F.A. K.R. Y.N K.Y )
( 記事ID:5994 )