暴力的行為を事前に防ぐために、暴徒らの摘発逮捕に国民の協力を要請
2021年06月21日付 国営新聞(チェーモン) 紙

国家の平穏及び法による支配を損なうため、扇動者と暴徒らが罪のない国民に向かって理由もなく、集団を結成して残酷に暴力的行動や殺害をしたり、学校を含む公共施設に爆破攻撃をしたり、政府の行政機関を崩すため地域の管理委員会事務所や官庁傘下にある建築物に対して、放火破壊をしたりといった暴力的破壊行為を頻繁に行っている。

前述の暴力的破壊行為が生じる基盤は、テロリスト集団として指定された非合法組織、連邦議会代表委員会(CRPH)、国民統一政府(NUG)、国民防衛部隊(PDF)、過激派国民民主連盟(NLD)の党員、支持者が背後から操っており、彼ら自身が参加するだけでなく、感受性豊かな若者を誘い込み、乱暴な無法者に賃金を与えて使役していることが原因で現状が生じているという事実を、彼らの遂行する暴力的行為の内実、暴力的爆破行為を行うために手製の爆弾を設置して爆破させるという内実、拘束されている爆破や破壊行為などの罪を犯した人や犯人の証言などをもとに、取り調べを行い、明らかになっている。

特にCRPHやNUG、PDFといったテロリスト集団の背後で扇動している過激派NLDのメンバー、周りの支持者、NLDのロビイストらが、SNS上で次々と煽っているので、放火や爆破、破壊行為、暴力、殺害のような暴力的行為が増加した。このように暴力的破壊行動の実行をSNSのフェイスブックを通じて通じて、明確に遂行しているということこそが、彼ら自身がテロリストであることをよく証明しているといえよう。暴力的破壊行為を生じさせるために、SNSのフェイスブックで過激派NLDのメンバーや周囲の支持者、NLDのロビイストらの扇動的なフェイスブックの投稿いくつかを下記の通りに見出すことができる。

世界の民主主義国家では、政府に納得せず民主主義文化に基づいてデモが行うことはあるが、公共財産や経済関係の建築物、学校などを暴力的に破壊するようなことはない。民主主義の本質に基づき、意見に相違が生じる場合、多数意見に従って行動し、少数意見も尊重して聞き入れることにはなるが、「私とは異なる、ゆえに私の敵だ」という考えから集団で暴力を振るって残酷に殺害することは、民主主義の基準には相反する行為である。
 
その他、政府の統治機関を破壊すること、町や村の平穏を乱すこと、穏やかに暮らしたい国民の間に脅威を抱かせることを目的とした、管理委員会事務所や学校に対する暴力的な爆破襲撃、放火を行い、管理委員会委員長を含む国家公務員、他の政党党員に対する暴力的行為、集団による暴力、殺害といったことは、民主主義制度に反する暴力的行為である。

特に、過激派NLD党員、周囲の支持者、NLDのロビイストによる学生、児童に対して不登校を促す脅迫的な発言は、私たちの国で教養のある人間を輩出することを望まず、国民に災難を招くように意図的に行っている。学校への放火、教師らに対してCDMをするよう強引に圧力をかけること、反CDM派の教師らを攻撃、殺害すること、学生に対する脅迫的な発言は、国家の未来を壊す悪質な行為でしかなく、私たちの国においてだけでなく、多くの国においても、全く受け入れられない破壊行為でしかない。

そのため、民主主義に反する暴力行為を行うように扇動しているCRPH、NUG、PDFらは、一部の町、村での爆破、手製地雷、手製爆弾による暴力的な襲撃を自発的に行い、法を犯すように支援、協力を唆し、法を犯すために力を注いでいることに対して、政府は刑事法15条2項と16条の規定に従ってこれらの組織を不法組織として発表し、5月8日には、テロ対策法6条e項と72条b 項に含まれる権利を行使し、テロリスト集団として発表した。

現在、暴力的行為を望まない、穏やかに暮らす責任を自覚している国民の情報提供によって、放火のテロ行為で訴えられた49人、殺人により訴えられた61人、非合法の武器弾薬の携帯で訴えられた256人とテロ行為と器物破損で訴えられた272人について、小火器50個、銃弾2502発、手製拳銃9141丁、手製地雷と手製爆弾5647個と付属品(その他の物)と共に摘発、逮捕し、このことによって、公共財産、経済関係の建築物、学校に対して事前に爆弾を仕掛けること、手製地雷、手製爆弾で襲撃することをはじめとした暴力的破壊行為を未然に防ぐことができた。そのため、国民としては、テロリスト集団と接触すること、支援といったようなことを行わないこと、そして悪質な暴力的行為を未然に防ぐために、テロ組織の情報を治安部隊に素早く伝え皆で協力していくことを要請する。

チェーモン 2021/6/21 15頁

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( 翻訳者:KM・YM )
( 記事ID:6016 )