ベトナム戦争中の行方不明米兵の遺骨4柱を引き渡し


法医学の専門家がハノイで鑑定を行い、ベトナム戦争中に行方不明になった米兵と関連があるかもしれないと結論付け、身元を確認するためにハワイへ輸送することを提議した。



10月16日、ベトナム戦争中の行方不明米兵の遺骨を引き渡す式典がダナン市において開催された。

式典出席者として、ベトナム側からはベトナム行方不明者捜索機関（VNOSMP）の理事、アメリカ側からは在ハノイ米国MIA事務局(DET2)のトップ及び事務局員が参加した。

第138回から143回の共同探索（2020年4月から2021年7月）において米越混合チームが発掘できた４柱の遺骨が今回引き渡された。

ベトナムとアメリカの法医学専門家がハノイで調査を行い、ベトナム戦争中に行方不明になった米兵と関連があるかもしれないと結論付け、さらに身元を確認するためにハワイ(アメリカ)へ輸送することを提案した。

ベトナムでの戦争中に行方不明になった米兵の遺骨探索は、ベトナムとアメリカ政府による人道的活動である。今回は1973年から数えて156回目の遺骨返還である。

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（ 翻訳者:松倉むつき ）
（ 記事ID:6160 )