ASEANとロシア、初の合同軍事演習を終える
2021年12月04日付 VietnamPlus 紙
パンテレーエフ艦(ソース:TASS通信社)
パンテレーエフ艦(ソース:TASS通信社)

ASEANとロシア、初の合同軍事演習を終える


インドネシアの北スマトラ州沖合で3日間にわたって行われた軍事演習は、ASEAN加盟各国とロシアにとっての戦略的航行区域において、これらの国々の海軍の共同行動能力を強化することが目的であった。



12月4日、インドネシア海軍は、東南アジア諸国連合(ASEAN)とロシアが初の海軍合同軍事演習を終えたことを報道した。

インドネシアの北スマトラ州沖合で3日間にわたって行われた軍事演習は、ASEAN加盟各国とロシアにとっての戦略的航行区域において、これらの国々の海軍の共同行動能力を強化することが目的であった。

インドネシア海軍は、軍事演習には戦略的インパクトがあり、ASEAN各国とロシアとの友好関係の強化に資するものであると強調した。

合同軍事演習の参加にあたっては2つのレベルから構成された。インドネシア、タイ、シンガポール、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ブルネイを含むASEAN各国は、戦艦もしくは航空機を出動した。一方で、フィリピンはオンラインを通じオブザーバー資格で参加した。

これはASEAN各国にとり本年の最も新しい海軍軍事演習である。

パンテレーエフ提督戦艦のアレクセイ・ボロトゥニコフ指揮官は、次回のASEAN-ロシアの軍事演習をウラジオストクで行えるよう希望を表明した。

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( 翻訳者:秋山由莉奈 )
( 記事ID:6226 )