軍事評議会の地区/村落管理委員会のメンバーが殺された場合の50万チャットの支援金プログラムが中止に
2022年01月06日付 その他 - エーヤーワディタイムズ 紙


ヤンゴン 1月6日

クーデターを起こした軍評議会は、以前は情報を提供するダラン[内通者]と呼ばれ、彼らの部下となった地区/村落管理委員会で職務を担っていた人々が、国民ゲリラ軍と地下革命組織のメンバーにより殺害されたら、支援金50万チャットを提供してきたが、現在これらの支援プログラムは中止されてしまったということが、彼らが任命した地区/村落管理委員会の一部のメンバーからの発言で分かった。

7月から軍評議会の暴力的な行為に反対する地下活動組織は、軍評議会に忠誠を誓う情報提供者の地区/村落管理委員会のメンバーを殺害しており、その場合支援金として、50万チャットを授与してきた。しかし現在、12月以降支援はその様に行われなくなっているとヤンゴン管区の管理委員会のメンバー1人がエーヤーワディ・タイムズに語った。

「現在、彼らは以前、内通者と言われた地区長や、事務員、百軒の組長の誰が殺されても、支援金を提供した。今は知らないふりをするようになった。内通者と言われて死んだとしても、残された家族の面倒を何も見ない。郡区長をはじめ、慰めの言葉さえも言いに来ることはない」と彼は述べた。

2月1日から始まって10カ月余りの間、軍評議会が任命した地区長、百軒の組長、十軒の組長を含む、軍評議会に忠誠を誓い、情報を提供したことで、軍評議会に反対する多くの若者が逮捕されたので、殺されて亡くなった地区/村落管理委員会メンバーの地区/村落長、百軒の組長、十軒の組長が沢山存在している。

1月4日の独立記念日には、軍評議会に情報を提供したため殺された960人以上*に、軍評議会からイェーバラ・メダルが授与されたことが報じられた。

エーヤーワディ・タイムズ 2022年1月6日

*2022年1月4日及び5日付の国営紙によれば、軍人や警察官を始めとする各賞受賞者のうち、イェーバラ・メダルを授与された郡区長など管理委員会メンバーの数は、552番~961番までの410人となっている。

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( 翻訳者:S.A )
( 記事ID:6248 )