金1チャッターあたりの価格が2,085,000チャットまで高騰したが、市場では需要が多いため取引が続けられている
2022年04月21日付 その他 - イレブンメディアグループ 紙


 金1チャッター(約16.3g)あたりの価格が2,085,000チャットまで高騰したが、市場では需要が多いため調整しながら販売している、とヤンゴン管区金取引事業主協会会長のウー・ミョーミンが話した。
 金の市場価格は4月20日に1チャッターあたりの終値2,074,000チャットから、4月21日にはあと15,000チャットで210万チャットに届くところまで高騰した。
 「価格は高騰している。市場では金が買われている。買われているが、売り手がおらずに買い手ばかりがいるという感じだ。価格が上がるからと言って無理やり買いあさっている状況もある」とウー・ミョーミンは話す。
 いくつかの金販売店では、購入者に整理券を渡して順番に購入してもらっていると聞いたと同氏は続けた。
 「金販売店では整理券を配布して購入してもらっている」と言う。
 水祭り期間後、営業が再開すると、4月19日はいくつかの金販売店では半日しか営業できなかったが、4月20日と21日には購入者がいたという。
 「今日はもう売っていない。トン単位で買おうという人もいた。金のブローカーもいた。口約束での販売は、今の時期にはもう存在しない。現在販売するとわかれば、買い占める人ばかりだ。今は100人買いたい人がいて、売る人は1人くらいしかいない感じだ。今は毎日購入希望者が途切れない状況である」とウー・ミョーミンは述べた。
 4月21日の金の市場価格はヤンゴンとマンダレーで同一のものとなっていた。それまでで同一価格となったのはコロナ禍の期間一度きりである。平常時にはヤンゴンではマンダレーより、少なくとも3,000チャットは高かったと同氏は話す。
 「市場価格が同じ時にはマンダレーから金が来ない。過去マンダレーとヤンゴンには3,000チャット程度の価格差があった。3,000チャット程度の差は輸送費を差し引いても利益が出る。今はマンダレーから来ることはない。価格差があるときに金がマンダレーからヤンゴンに来れば価格が少し落ちる可能性がある」と続けて述べた。
 中央銀行が為替レートを1ドル1850チャットに定め、金の価格を為替レートで計算し定めなければならないとのニュースが出たところ、4月8日には、金価格が付かず売買できなかった。
 水祭り期間が明けると金の価格は1チャッターあたり2,050,000チャットを超えるところまで上がり、目に見えて高くなってきた。
 金の価格は2016年には80万チャット前後、2017年には90万チャット前後、2018年には100万チャット前後、2019年には110万チャット前後から120万チャット前後を超え、さらに同年9月には131万チャットを超え、2021年2月6日には142万チャットまでの高値を記録した。

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( 翻訳者:N.Y. )
( 記事ID:6312 )