軍事独裁に反対するモデルで俳優のヘインテッの祖父を射殺したとヤンゴントェダウグループと名乗る組織が発表
2022年04月28日付 その他-キッティッメディア紙 紙
軍事独裁に対して武装し抵抗しているモデルで俳優のヘインテッの祖父にあたる人物を射殺したことをヤンゴントェダウグループと名乗る組織がソーシャルメディア上で発表し、過激派民族主義グループとマバタ(翻訳者注: 民族宗教保護協会)などがソーシャルメディア上で勝利を祝っていることが分かった。
ヤンゴン管区、ミンガラドン区、シュエナンダー村落区、パウングーニャナ地区、ガンダマー通りの住居に午後2時に集団が侵入、銃撃してヘインテッの祖父のウー・ティンウィンを射殺したことが分かった。
「モデルで俳優のヘインテッの父親の家に今日の午後2時に銃を持った人々が車でやって来て、家で商売をしていたヘインテッの祖父を撃った。銃で4、5発ほど車の中から撃った」と同地区に住む人が語った。
ヘインテッの祖父を射殺したのはヤンゴントェダウグループのしわざであることを過激派民族主義者のアウンコーミンが語り、ヤンゴントェダウグループの発表も彼らのソーシャルメディア上で拡散された。
ヤンゴンを拠点に活動するマバタの協会員で過激派民族主義グループのメンバーの一人もヘインテッの家に侵入し銃撃したことは間違いないと語った。
ヤンゴントェダウグループに関して詳細な情報を述べることを彼は拒否した。
Yangon Castigate Squad という組織も国民民主連盟(NLD)の党員と国民防衛隊(PDF)の隊員の家族、親族を殺害することを4月25日に声明で発表した。
ヤンゴントェダウグループが「俳優が俳優の仕事をせずに、一体どうしてるんだ、お前はどこかの森の中で泣いていることだろう。お前の愛する祖父はお前のために、あの世行の渡し賃を口にくわえてしまった*。マンダレーの仲間よ、ヤンゴントェダウグループも腕が立つ」と発表し、その投稿を民族主義活動家らとマバタのメンバーたちが楽しげにコピー、シェアをしている。
過激派民族主義者のアウンコーミンはマレーシアに住み、リンユボランティア団体を設立して国内の組織と関係を持ち過激派民族主義の活動に取り組んでいる人物でもある。
過激派民族主義者アウンコーミンのフェイスブックのページは https://www.facebook.com/profile.php?id=100076404739147 であり、NLDの党員と軍に抵抗する人々の家族、親族を殺害すると公式に脅迫している。
トェダウグループのテレグラムのページでは本日夕方6時(タイの標準時間で6時30分)にヘインテッの写真を投稿し、何も文章は書かずにニュースを発表している。
*「あの世行の渡し賃」原文は「25ピャーコイン」。葬儀の際,故人の口にコインを置いて、来世の渡し賃とする慣習を指す。
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( 翻訳者:OR )
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