ベトナムは核兵器の軍縮と不拡散を支持する
2022年04月06日付 VietnamPlus 紙
グエン・フオン・チャー国連ベトナム代表部次席代表
ベトナムは核兵器の軍縮と不拡散を支持する
グエン・フオン・チャー大使は、核兵器の軍縮と不拡散のためのあらゆる努力を支持するベトナムの一貫した立場を確認した。
4月5日、ニューヨークで開幕した国連軍縮委員会(UNDC)の年次総会では、核兵器及び軍縮下における宇宙空間の問題の主要な2点の内容についての議論に焦点が当てられた。
会議の冒頭、国連事務次長・軍縮担当の中満泉は人道や環境の観点からの核兵器の脅威を強調し、核兵器の使用は断じて正当化されないことを確認した。
また中満氏は、多くの国々が日増しに宇宙開発活動に参入していることから、各国はこの宇宙分野における規準について建設的に議論する必要があると述べた。
会議にて、グエン・フオン・チャー国連ベトナム代表部次席代表は、核兵器の軍縮と不拡散のためのあらゆる努力を支持するベトナムの一貫した立場を確認すると同時に、核兵器禁止条約(TPNW)の正式発効後、同条約第2条の規定に基づく申告義務を終えたことを報告した。
さらに大使はまた、平和目的のための核エネルギーの研究、開発、使用を行う各国の権利を確認した。
宇宙空間の使用については、宇宙活動における脅威に対する議論に向けて、開かれた作業部会を設立する決議を国連総会が採択したことを大使は歓迎した。これにより、宇宙活動における各国の行動責任に対して規準や規則、および原則の勧告がなされることになる。
国連軍縮委員会(UNDC)は国連総会直属の機関であり、軍縮分野における様々な問題について調査、勧告を行うことを任務とする。
UNDC総会は全ての国連加盟国の参加をもって毎年開催される。会期は2022年4月22日までを予定している。
【写真】グエン・フオン・チャー国連ベトナム代表部次席代表
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( 翻訳者:奥山和貴 )
( 記事ID:6362 )