国祖・貉竜君 (ラック・ロン・クアン)の命日の祭礼と国母・嫗姫(オウ・コー)を偲ぶ参拝


国祖・貉竜君 (ラック・ロン・クアン)の命日の祭礼と国母・嫗姫(オウ・コー)を偲ぶ参拝は、フート省で行われる2022年フン王命日の一連の儀式の開幕の行事である。



４月6日（旧暦３月6日）、ベトナムのフート省のフン寺院史跡にある国祖・貉竜君を祀る寺院と国母・嫗姫の寺院で、フート省党委員会と地方政府は、全国の同胞・兵士、海外在住ベトナム人を代表して国祖・貉竜君 (ラック・ロン・クアン)の命日の祭礼と国母・嫗姫(オウ・コー)を偲ぶ参拝を行った。

国祖・貉竜君を祀る寺院では、国祖の命日の祭礼を伝統的な儀式に従い、厳粛に、尊敬の念をもって実施された。国祖の英霊の前で、フート省党委員会のブイ・ミン・チャウ書記と代表団は参拝し、花と供物を捧げ、国祖・貉竜君への感謝の意を表明するとともに、国祖・貉竜君の功績を振り返り、民族の伝統を継承し、鍛錬を続け、全ての困難、課題に団結して向き合い、国家を建設し、発展させるために労力と知力を大きく貢献できるよう願うとした。　　

国祖・貉竜君の命日の祭礼の後、フート省の代表団とフート省の大勢の人々は、国母・嫗姫へも感謝の意を込めて参拝し、花と供物を捧げ、国母・嫗姫の功徳を偲んだ。

国祖・貉竜君の命日の祭礼と国母・嫗姫を偲ぶ参拝は、2022年フン王の命日の祭礼の一連の儀式の開幕の行事である。

祭礼の儀式の部と共に、祭りの部において、COVID-19の予防と安全の確保のために適切な規模で伝統的な行事が行われた。具体的には、旧暦の3月1日（つまり4月1日）、フン寺院史跡のフン王博物館で、‟フン王を祀る信仰：集まりと広がり“というテーマでの展示会が行われた。

旧暦３月３日（４月３日）には、ヴァンフー街区にあるヴァンルオン寺院で行われる球盗り・投網祭りの国家無形文化遺産認定証授与式が行われた。旧暦３月６日（４月６日）には、フン寺院史跡で、銅鼓と船型の臼を鳴らし、古い村の歌謡ソアンや水上人形劇が演じられた。

そのほかにも、この機に、ツアー客のための演目や、フート省でのバインチュンとバインザイ（注：ベトナムの伝統的な餅の一種）の調理・包みコンテスト、フンロー亭（注：村の集会所兼村の守護神を祀る施設）の伝統的な祭りの国家無形文化遺産認定証と省観光区認定証の授与式や、フン王を祀る信仰がユネスコの人類の代表的な無形文化遺産となった１０周年を記念するフン寺院祭に関する芸術イベントなど、たくさんの活動も行われる。


【写真】国祖・貉竜君の命日の祭礼の儀式

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（ 翻訳者:田中千笑 ）
（ 記事ID:6365 )