軍評議会軍の攻撃によってカンペレッの住民が再度避難する事態に
2022年06月15日付 その他 - コーヌントゥン・メディアグループ 紙


2022年6月15日

チン州の南にあるカンペレッ郡では、軍評議会軍が戦闘の口火を切ったためにCDF(チンランド防衛部隊)カンペレッ部隊との戦闘が絶え間なく発生しており、地域住民たちは戦火から逃れるため再度安全な場所へ避難しなければならない状態であるということが分かった。

カンペレッ郡の国民行政組織(翻訳者注:軍評議会側ではなく、国民統一政府NUG側が運営)担当者の1人は「今(住民が)逃げている村は5つあり、最初、ある場所に避難したが、そちら側は前線となっていたので次の場所にまた逃げなければならなかった。避難民は600人ほどいるだろう。避難民は国民行政組織の指示で安全な場所に逃げている。軍の戦線が迫るとしても簡単には到着することができない場所を選んで避難させているということだ」と述べた。

軍評議会の軍は、カンペレッ郡第5地区側に攻撃をしていたところから突然引き返したので、アピャイン村、ゴウンラウン村、アンポウン村、チョドー村、チンレッムン村の住民たちを安全な場所に緊急に移動させなければならない、と先の責任者が言った。

カンペレッ郡では6月9日から軍評議会軍とCDFカンペレッ部隊間で戦闘が継続して起こり、その戦闘のために避難しなければならない村が合わせて11ほどあり、避難民は約2000人以上で、支援が必要であるということが分かった。

カンペレッ郡の国民行政組織担当者の1人は、「避難民たちに対し、雨季でもあるので支援を催促したい。主に必要なものとしては、彼らが山間部で住む場所を作るためには防水シート、レインコート、乾燥食品、医薬品である」と述べた。

カンペレッ郡での軍評議会軍とCDFカンペレッ部隊間の戦闘のために、以前は約5000人を超える地域住民が間部に避難しなければならず、現在に至るまで未だ家に帰ることができていない。現在戦闘が繰り返されているため、地域住民は再度避難を余儀なくされているということだ。

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( 翻訳者:K.K.M )
( 記事ID:6400 )