ベトナムのフルーツ、東京でのフェスティバルで日本人に熱烈に歓迎される
2022年06月05日付 VietnamPlus 紙
ルックガン県(バクザン省)のグローバル食品輸出入会社における、手作業による品質を満たした個々のライチの選別ライン(国営ベトナム通信社)
ルックガン県(バクザン省)のグローバル食品輸出入会社における、手作業による品質を満たした個々のライチの選別ライン(国営ベトナム通信社)

ベトナムのフルーツ、東京でのフェスティバルで日本人に熱烈に歓迎される


ティエウ種ライチは2020年6月に日本市場への参入を開始し、即座に日本の消費者と日本在住のベトナム人に大変熱烈に歓迎された。



首都・東京で開催された日本におけるベトナムフェスティバルの枠組みの中で、在日ベトナム大使館商務部と複数の輸出企業は、日本の消費者にベトナムのティエウ種ライチとその他の各種の果物を宣伝するために、多くの活動を行った。

これらの活動に非常に多くの日本人が集まり参加して、果物を味わった。

国営ベトナム通信社の記者との話の中で、タ・ドゥック・ミン在日ベトナム商務参事官は次のように話した。「日本でのベトナムフェスティバルの機会に、日本の消費者と日本在住のベトナム人たちに、生鮮ティエウ種ライチを含むベトナムの農産物を紹介するため、私たちはバクザン省の人民委員会のような国内の機関や、アメイー(Ameii)やグローバル(Global)のような輸出企業と協力しました」。

これまでに、日本はバナナ、マンゴー、ドラゴンフルーツ、ティエウ種ライチ、ココナッツといったベトナムの数種の生鮮果物の輸入を許可した。

この中で、ティエウ種ライチは2020年6月に日本市場への参入を開始し、即座に日本の消費者と日本在住ベトナム人に大変熱烈に歓迎された。

在日ベトナム大使館商務部によると、2021年だけで、この市場において400トンを超えるベトナムのティエウ種ライチが消費された。

フェスティバルに参加するため代々木公園を訪れた多くの日本人は、ベトナムのティエウ種ライチやその他の各種の果物を味わった。彼らは、これらの果物の風味と品質を非常に高く評価した。

国営ベトナム通信社の記者に対し、ロータリー学友会会長のミヤサカ マイコさんは次のように話した。「私がベトナムのティエウ種ライチを食べたのはこれが初めてです。とてもみずみずしくておいしいです。日本の他のライチと比べて、ベトナムのライチはとてもおいしいと感じます」。

参加者の1人であるケイコさんは、次のように話した。「日本にはティエウ種ライチはありません。私は最近ベトナムのライチを食べたばかりです。私はベトナムのティエウ種ライチが1番おいしいと思います」。

フェスティバルでは商品の宣伝以外に、一部の企業が、日本の消費者が果物の品質管理と選別の工程についてより明確に理解できるようにと、ベトナムのティエウ種ライチが日本に渡るまでの工程について紹介することを発案した。

国営ベトナム通信社の記者に対し、コメ(Kome)有限責任会社のグエン・ゴック・ハー社長は、これは非常に難しい工程であり、生産者と輸出業者は、植物保護剤が残っていないことを確実にするため収穫前に5回のテストサンプリングをしなければならない、日本の基準に沿って分類、処理、冷却、消毒、殺菌、梱包をしなければならない、Brix値で17~18%以上の糖度がなければならない、といった厳格な規定を遵守することが求められると語った。

そのため、ハー社長は日本に輸出されるベトナムの農産物はどれも非常に品質の高い商品であると強調した。

日本市場においてベトナムの数種の生鮮果物が成功して以降、日本政府は続けて、今年中にベトナムのリュウガンの輸入を許可する予定である。

ミン商務参事官によると、ライチ以外に今後、日本がベトナムの生鮮リュウガンの輸入を許可したら、在日ベトナム大使館商務部は全ての人にベトナムの農産物とベトナムの果物について知ってもらえるように、日本の多くの消費者と日本在住のベトナム人に向けて生鮮リュウガンを紹介するためのプログラムを実施する予定である。

日本におけるベトナムフェスティバルは、両国の外交関係樹立35周年記念の機会に、故松田岩夫参議院議員の発案により2008年に初めて開催された。これは、首都・東京で毎年行われるフェスティバルの中でも最大規模のものの1つである。

このイベントは、日本人にベトナムの文化と食べ物を宣伝する一助となるだけではなく、両国の国民の間の相互理解を深めることにも貢献している。

予定では、フェスティバルは6月5日の夕方に閉幕することになっている。


【写真】ルックガン県(バクザン省)のグローバル食品輸出入会社における、手作業による品質を満たした個々のライチの選別ライン(国営ベトナム通信社)

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( 翻訳者:鎌野天衣 )
( 記事ID:6422 )