都市部での革命運動活発化の見込みとの噂を受け、軍関係者がドルを買い漁っているために物価が上昇
2022年06月29日付 その他 - ピープルズスプリング 紙
国内の外貨市場においてドルが多く買われてきており、1ドル2130チャットまで価格が上昇していると両替商たちが伝えている。
市場の中でドルを売る人は少ないものの、一部の買い手はドルを可能な限り買い求めていると両替所のオーナーへの取材で分かった。
「都市部での革命運動の勢いが増すなどと言われているので、軍関係者はドルを買い漁っている。ドル価格は上昇しているが買い手は可能な限りドルを買い漁っている」と両替商の1人は述べた。
クーデターを起こした軍評議会に反対する人々は都市部の革命の動きが高まると言われている中で、軍関係者の周り、特に軍内部で資金調達ができる高官が家族に対する心配を募らせ、ドルを調達することは、海外に家族や親戚を送る計画をしている可能性があるとビジネスマンが語った。7月1日から都市での革命運動が加速するというニュースが流れている。
ドル需要が高まったので、現在の闇市ではドルの売り手は言い値で売り、買い手もそれに応じて買っているのだと彼は述べた。
軍評議会は、1ドル1850チャットと定めているにも関わらず、闇市では1ドル2100から2130チャットの相場であると両替所のオーナーたちが述べている。
「昼は窓口にて2117チャットで取引した。夕方には、2130チャットまでになった。値は高騰し続けると思う」と、ドルの売り手の一人は話す。
6月中旬現在、高騰し、ドル市場では1ドルが2100チャットまで上昇してきている。
ドル価格の高騰にも関わらず、市場外(政府の管轄外の市場)では買えるだけ買おうとする人が多くいる。
(写真-EPA)
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:H.K H.N C.O )
( 記事ID:6434 )