人命を尊重するようミャンマーのキリスト教聖職者たちが呼びかけ
2022年06月16日付 その他 - RFA ビルマ語 紙
ヤンゴン市で開催されたローマカトリック会議に出席した司祭(2022年6月11日)
ヤンゴン市で開催されたローマカトリック会議に出席した司祭(2022年6月11日)

ミャンマーで起きている戦争の中、人命を尊重するようミャンマーのキリスト教聖職者たちが呼びかけている。

現在起きているウクライナの戦争に世界が関心を向けているとき、ミャンマー国内では軍の攻撃によって数千人もの住民が家を捨てねばならず、食糧難に直面している。
 
このような状況でカトリック司祭のカルディナル・チャールズ・ボーは、ミャンマーのローマカトリック会議をヤンゴンで6月7日から10日まで開催し、国内の武力紛争の問題が主要な議題の一つであった。
 
非政府組織の声明によると、ミャンマーでの2021年2月の軍事クーデタ以降、民間人1900人以上が死亡し、1万1000人以上が逮捕され、80万人以上の市民が国内を移動(避難)しなければならなかった。
 
カヤー州とチン州でもキリスト教会が標的となり攻撃されたため、キリスト教徒を含む何千人もの住民がインド側へ逃げていることを、ローマ教皇のいるヴァティカン・カトリック教会が述べた。

支援を必要としている難民のため、宗教や民族を問わず支援する計画を地元住民と共に実行する旨も述べた。

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( 翻訳者:HN, MH, KF )
( 記事ID:6448 )