ASEAN首脳会議、軍指導者を2度除外
2022年10月04日付 その他-ミャンマーナウ紙 紙
2021年10月26日オンライン開催のASEAN首脳会議はミャンマー政府代表出席なしで開催
クーデターから1年半以内に行われたASEAN指導者らが出席した2度の首脳会議に、軍指導者と軍評議会の代表者らは招待されなかった。
アウンナイン
2022月10月4日
来月に開催されるASEAN首脳会議及び関連会合へクーデター軍指導者を招待しないことをASEAN議長国のカンボジアは述べた。
軍の権力下にあるミャンマーでは政治的代表権がない人を首脳会議へ招待することをカンボジア政府の発言を引用してプノンペンポストの本日付(10月4日)のニュースの1節で述べられていた。
ASEAN首脳会議及び関連会合はカンボジア主催で11月8日から13日まで開催される。
精力的に民主化運動を行った活動家たちを軍評議会が処刑したこと、ASEANが決定した5項目の共同合意を実施する際に進展がなかったことなどの、ミャンマー問題に対する評価が出た後にASEANはそのように決定した。
首脳会議へはASEAN地域内組織及び国際機関、ASEANの拡大外相会議参加の10か国、ASEAN事務局及び加盟国を招待したが、ミャンマー政府の代表は除外するとカンボジア外務・国際協力省スポークスマンであるChum Sounry が述べた。
それはクーデター発生後1年半以上の間でASEAN諸国の首脳が出席した2回の首脳会議で軍指導者と軍評議会の出席が許されなかったということだ。
ASEAN議長国のカンボジアは軍評議会だけでなく、クーデターへの反対運動にも支持を示さない姿勢が見て取れたことなどが分かったことを、メコン戦略研究センターの研究者の1人であるThong Mengdavidがプノンペンポストに述べた。
ミャンマーの政治危機の解決は遅れているが、カンボジアと他のASEAN加盟国はそれらの重要視している人道支援、コロナワクチン、食糧や医薬品の支援により一層注力し、ミャンマー国民の安全と保護を図れるように様々な方法を模索していることがわかると同氏は述べた。
2月の国防相会議でミャンマーから非政治的な代表者のみ招待することをカンボジアは提案していた。
ミャンマー問題を解決するためにカンボジアのフン・セン首相が一度、特使として任命された人が二度、ネーピードーを訪問した。
しかし、ミャンマー担当特使のプラック・ソコンは二回目の訪問終了後のプレスリリースで、ミャンマー問題を解決するための魔法はないと愚痴をこぼした。
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( 翻訳者:K.K.M, N.M.M )
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