レッイェッコウン村の学校銃撃事件で負傷した子どもたちを、軍評議会は両親へ返すよう準備している
2022年10月17日付 その他 - デモクラティックボイスオブバーマ 紙


ザガイン管区ディベイン郡のレッイェッコウン村の学校を軍評議会が銃撃したことで、命を落とさず負傷してしまった子ども7名を両親の元へ式典で返すよう軍評議会が準備している。

レッイェッコウン村の学校銃撃で負傷した子ども7名のうち6名を軍評議会はイェーウー伝統医学病院で治療を施しており、太ももを負傷した子ども1名は傷が回復しないので、モンユワ西北軍管区司令部の病院へ移送し治療している。

子どもたちの両親に軍評議会は面会しにやってきて、式典で(子どもを)返すと言ったと、ディベイン国民防衛部隊(PDF)のリーダー1名が語った。

ディベインPDFのある指導者は「生徒たちと会いに行ったと言った。聞いた様子だと両親たち1人ずつに、盛大に式典で引き渡す様子だった。式典で引き渡すのだ。彼らのでっち上げた物語だ。伝統医学病院には現在学校の子どもたちが7人いるのみだ。太ももに銃撃を受けた子どもはまだ回復していないのでモンユワ西北軍管区司令部の病院へ送られている。私は正確な情報を得た。」

レッイェッコウン村の学校へ軍評議会の軍隊が9月16日に地上部隊と上空の両方から暴力的に攻撃したため、幼い子ども7人を含む合計13人が亡くなり、多くの人が負傷した。

軍隊は負傷した子どもたちと教師11人を一か月ほどの間拘束した後、子ども7人の消息が再び明らかになってきたのだ。残る教師を含む4人については情報が途絶えている。

レッイェッコウン村の住民は「18歳以下の幼稚園児を含む7人の子供が亡くなった。その日の朝、大人は5人亡くなった。約1時間で全員亡くなってしまった。治療を受けて残った子どもは7人であった。病院などについては両親に正確には伝えていない。どの組織かということも語っていない。イェーウーにいることだけ知っている。非常に卑劣な行為である。残された人がどのように感じるのかは重要ではない。彼らはやりたいことを無理矢理行っている。保護者らは(精神的に)まいっている」と語った。

レッイェッコウン村の学校への襲撃に対し国連事務総長を含む国際社会は軍評議会を激しく非難し、罪を犯した人々は責任を負わなければならないと述べた。

軍評議会の報道官はレッイェッコウン村にカチン独立軍(KIA)とPDFがいたため空爆を行ったと述べた。

レッイェッコウン村の学校への攻撃の後、ザガイン管区の保護者は子供たちを学校に通わせることを心配している。学校では銃弾を避けたり身を隠したりするために塹壕を掘り準備する必要がある、と勉強を教えている地元の市民不服従運動(CDM)の教師は語った。

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( 翻訳者:H.N,K.Y.M,MY.S )
( 記事ID:6512 )