台湾に対し、バービンでの実弾射撃演習の実施を取りやめるよう要求


台湾がベトナムの南沙諸島（チュオンサ諸島）バービン（バービン島／英：Itu Aba Island、中・台：太平島）周辺海域で実弾射撃演習を行っていることは、ベトナムの領土主権に対する深刻な侵害行為である。



11月29日にベトナムの南沙諸島にあるバービン島で実弾射撃演習を行ったという台湾の発表について、ベトナムの見解に関する記者からの質問の答えとして、12月2日、外務省のレ・ティ・トゥ・ハン報道官は次のように述べた：

繰り返し確認されているように、台湾がベトナムの南沙諸島のバービン島周辺海域で実弾射撃演習を行っているという事実は、この諸島におけるベトナムの領土主権に対する深刻な侵害である。これはつまり海上の平和、安定、安全と安心を脅かすものであり、南シナ海情勢の緊張化と複雑化を引き起こしている。

ベトナムはこの演習に断固として反対し、台湾に対しこのような違法行為を中止し、同様の違反を二度と繰り返さないよう要求する。


【写真】外務省レ・ティ・トゥ・ハン報道官

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（ 翻訳者:高橋海洋 ）
（ 記事ID:6611 )