マンダレー出身の著名な政治家ドー・ウィンミャミャが釈放
2023年05月12日付 その他-ミャンマーナウ紙 紙
マンダレー市民のボイコット活動でのドー・ウィンミャミャ、2021年2月18日 (写真 – ミャンマーナウ)
マンダレー市民のボイコット活動でのドー・ウィンミャミャ、2021年2月18日 (写真 – ミャンマーナウ)

74歳のマンダレー市民であり国民民主連盟(NLD)当選議員でベテラン政治家ドー・ウィンミャミャが予定通り刑期満了となり、釈放された。

2023年5月12日

国家に対する名誉毀損の罪で軍評議会が3年間投獄していたNLDの2020年総選挙当選議員ドー・ウィンミャミャは予定通り刑期満了となってマンダレーのオーボー刑務所から今日釈放された。

マンダレーの中国領事館に近い73番通りとテイッパン通りの南側で2021年2月18日に軍事クーデターへの反対デモに参加したとして軍評議会はドー・ウィンミャミャを逮捕し刑法第505条Aによって2022年6月29日に禁固刑を科した。

今日5月12日の午前10時頃にマンダレーのオーボー刑務所から自宅に戻り、良い健康状態であることを74歳のドー・ウィンミャミャが述べた。

「膝や関節が時々痛いということはある」と、マンダレーのオーボー刑務所の5部屋が並んだ13号棟で暮らさなければならなかった彼女が述べた。

5月3日、刑法第505条Aによって逮捕されていた人のうち2000人以上を全国の刑務所から釈放したが、釈放まであと数日だけの著名なベテラン政治家ドー・ウィンミャミャを軍評議会は残しておいた。

「投獄された時から釈放されたら帰り、釈放されなければただそのままだという気持ちでいたので、自分自身は生き生きしているのだ」とドー・ウィンミャミャが述べた。

オーボー刑務所には著名な政治犯としてNLD副議長マンダレー管区首席大臣で白血病を患っているDr.ゾーミンマウン、マンダレー市長Dr.イェルィンとマンダレー管区政府職員、NLD幹部ウー・ウィンテインらに加えて、著名な法廷弁護士ドー・ユェッヌアウンと軍事独裁に対する革命勢力が投獄されていることがドー・ウィンミャミャの証言から明らかになった。

ムスリムのドー・ウィンミャミャはNLDが二度目の勝利をした2020年総選挙でマンダレー管区チャウセー県シンガイン郡の国民代表院(下院)の議席で、圧倒的支持を得て勝利した。

前述の選挙結果を軍は受け入れず、クーデターを起こした後、ドー・アウンサンスーチーを含むNLDの指導者や、選挙で勝利した議員を軍評議会が逮捕し、その中にドー・ウィンミャミャも含まれていた。

ドー・ウィンミャミャは1988年軍事クーデター後に何度か逮捕されたことがあるため健康状態は良くないが、意識は高く、強い政治的信念を持つ人である。

マンダレーで生まれて育ってきたドー・ウィンミャミャは1988年民主化運動に参加し根気強く政治活動をしていた人物でもある。

元軍事独裁者のウー・タンシュエが2008年に制定した憲法に対し刑務所内でさえも[憲法草案に対する賛否を問う国民投票で]反対票を投じたドー・ウィンミャミャの政治的立場は明らかだ。

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( 翻訳者:A.K )
( 記事ID:6648 )