コーカレイ市へつながる道路への軍評議会の軍隊による破壊行為及び大きな木を切り倒して道路を閉鎖した記録写真をKNUが公開
2023年05月16日付 その他 - ピープルズスプリング 紙
軍評議会の軍がコーカレイ市入り口への道を重機で破壊 写真:ドゥパラヤ県
ウィンマウン
権力を奪取した軍評議会の軍隊がコーカレイ市につながる道路を、機械を用いて破壊行為をしたのに加え、大きな木を切り倒して道路を塞いだという事をカレン民族同盟(KNU)ドゥパラヤ県は本日、写真付きの記録により明らかにした。
5月14日、東南軍管区司令部のソーミン大佐の指示に基づき第19軍事作戦司令部の指揮下にある第343大隊の副大隊長が率いて、コーカレイ・チャインセイジー市間のコンクリート道路を通行止めにしたこと、チョンドー郡タウンジャーイン橋の袂から約100ヤードの場所における、長さ20フィート、奥行き6フィート、深さ約6フィートをブルドーザーで掘り起こして破壊した、ということを明らかにした。
そのほかに、コーカレイ・チャイッドン間のコンクリート道路とコーカレイ郡カマインコン村の入り口につながる道を、掘り起こして破壊し大きな木々を切り倒して道を塞いでいることを発表した。
権力を奪取した軍評議会の軍の非人道的で卑怯な破壊や妨害行為のせいで、罪のない国民の往来と衣食住、商業道路が塞がれていることのほか、住民たちの緊急医療のため病院や診療所へ行き来することに困難が生じていることを述べた。
軍評議会の軍が、5月14日の夜、コーカレイを拠点とする第97歩兵大隊指揮下の部隊が重火器を使ってナウンタラ村で着弾して爆発し、住民の住む家が二棟崩壊したとのことだ。
軍評議会は毎日罪のない人々を意図的に空からの爆撃、射撃、重火器、小火器などによってでたらめに攻撃をし、罪のない人々の家や持ち物に放火し、罪のない人々に対して強制逮捕、拷問、弾圧、集団虐殺に始まる刑事犯罪と、人権侵害に関わることを行っていることがKNUドゥパラヤ県から発表された。
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( 翻訳者:Y.A., Y.S., K.F. )
( 記事ID:6649 )