オーストラリアのアンソニー・アルバニージー首相、ハノイの生ビールを飲み、バインミーを味わう


オーストラリアのアンソニー・アルバニーズ首相はRMIT大学（訳注：ロイヤルメルボルン工科大学ハノイ校）を訪問後、ハノイ旧市街のレストランでハノイの伝統的なバインミーと生ビールを楽しんだ。



6月3日昼、オーストラリアのアンソニー・アルバニーズ首相とオーストラリア代表団を乗せた専用機がノイバイ空港に着陸し、首相はファム・ミン・チン首相の招待による2023年6月3日から4日にかけてのベトナム公式訪問を開始した。

着陸してすぐに、オーストラリアのアンソニー・アルバニーズ首相はRMIT大学を訪問し、ハノイ旧市街のレストランで昼食をとった。

ここで首相と同僚たちは、ハノイの伝統的なバインミーと、暑い夏の日に首都の人々に馴染みの飲み物である生ビールを楽しんだ。

アンソニー・アルバニーズ首相は、オーストラリアで10年近く修行したザー・レストランの共同創設者サム・チャンシェフによるベトナム料理の紹介を受けながらハノイらしいランチを楽しみ、バインミーの最初の一口に親指を立てて「ベトナムのバインミーはとても美味しい」と述べ、お店に居合わせた首都の人々と「１、２、３乾杯」とビールを飲んだ。

オーストラリアのアンソニー・アルバニーズ首相は、多様で個性的なベトナム料理を賞賛し、茹で落花生、チャーカー（訳注：雷魚のターメリック炒め）、豚バラ肉のグリル、ネギたれ厚揚げなどを試した。それぞれの料理はオーストラリア首相に初めての経験もたらした。

首都の人々のように同僚たちとハノイでのビールとバインミーを楽しむオーストラリア首相の親しみやすさは、両国のつながりがますます緊密になっていることを示している。

オーストラリア首相の昼食は約 30 ～ 40 分であった。首相は、この日の料理の中ではチャーカーが最も気に入り、ベトナムの人々の人情ともてなしを前にとてもうれしく思ったと語った。

ベトナムは、多く高品質のオーストラリア産食品を輸入しているアジアの国の一つである。ベトナムの小麦粉の80％以上はオーストラリアから輸入されている。その他にも両国の農産物が数多く行き来しており、両国の料理が人々にとってますます身近になっている。

今回はアンソニー・アルバニーズ氏の就任以降初めてのベトナム公式訪問であり、また、オーストラリア総督の国賓訪問からわずか2か月後の訪問である。これは、オーストラリアがベトナムとの関係を重視していることを示している。

訪問の枠組みの中で、オーストラリアのアンソニー・アルバニーズ首相とオーストラリア代表団はホーチミン廟を訪問、献花し、公式歓迎式典に参列し、会談 、文書の交換、記者会見を行い、グエン・フー・チョン書記長、ボー・ヴァン・トゥオン国家主席、ブオン・ディン・フエ国会議長と会談し、ファム・ミン・チン首相と共にオーストラリアとベトナムの女子サッカーチームを訪問、交流し、公式レセプションに出席する予定である。

2023年6月3日から4日にかけてのオーストラリアのアンソニー・アルバニーズ首相によるベトナム公式訪問は引き続き、政治的信頼の強化と、政治・外交、国防・安全保障、経済、投資、労働、教育、テクノロジー、気候変動、人的交流など多くの側面での協力の促進に貢献するものとなる。


【写真①】オーストラリアのアンソニー・アルバニーズ首相はベトナムのバインミーを賞賛した。 【VNA】

【写真②】ベトナムのパテ入りバインミーについて紹介を受けるオーストラリアのアンソニー・アルバニーズ首相。 【VNA】

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（ 翻訳者:松本恵満 ）
（ 記事ID:6741 )